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ロッテルダムのツリーハウス [オランダ建築旅行]

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ロッテ川の畔の古い港の開発計画で1984年に完成。
地球の歩き方などにも出ているオランダで最も有名な近代建築のひとつでしょう。

MVRDVのマーケット・ホールのある広場に面していて、地下鉄のBlaak Rotterdam駅の目の前です。

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浮かんだキューブの中が住居とのこと。

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階段を半層あがってゆくと・・・

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人工地盤の中庭になっていました。

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各戸にはこの中庭から階段であがるようです。
見学出来る住居もあるようでした。

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広場と反対側の様子。
広い道路ブラーク通りの上にまたがって建設されている様子がわかります。
日本だと道路をまたいで建築物を作るのは法的にハードルが高い方法ですが、広場と港を結びつける歩道橋兼集合住宅兼広場、といった建築になっていました。
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MVRDVのマーケットホール [オランダ建築旅行]

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ロッテルダムで一般の人に有名な建築と言えば地球の歩き方にも出ているツリーハウスですが、その前の広場に2014年に完成したのがこのMVRDV設計ののマーケット・ホールです。
外側のU字型の部分は集合住宅で、門型の中は市場になっています。

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天井には一面に絵が描かれていて、ランダムに窓が開けられています。

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絵のアップです。

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率直にすごいです。
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キーフフゥク地区の集合住宅 [オランダ建築旅行]

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コントロールセンターのあるトラムの駅から25番の電車でさらに南下してキーフフゥク地区へ。
Rotterdam Randwegの駅で降りてグルーネ・ヒルレディック通りの西側へ坂を下りて行くと見えて来ます。

1930年ごろ竣工した集合住宅で、1級建築士の試験などにも出て来そうな住宅です。
298戸の公営住宅で設計者は市の住宅局に勤めていたJ・J・Pアウト

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赤い玄関ドアと黄色い窓の縁取りが可愛らしいです。

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エラスムス・ブリッジとコントロールセンター [オランダ建築旅行]

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建築オタクのためのオランダ建築旅行の様子です。

ロッテルダムのクンストハルの有る側からトラムの25番で運河にかかるエラスムス・ブリッジを渡ってきました。

エラスムス・ブリッジはファン・ベルケス&ボス設計で1996年竣工
手前の部分が大型船通過用に跳ね上げ式になっているそうです。

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そして、こちらがその橋を動かすコントロールセンター。
ボーレス+ウイルソン設計で1997年竣工
この不安定な形が当時注目されました。日本の建築家もさかんに引用したものです。

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コントロールセンター前から橋を見ます。
中央のフォリーみたいな空中回廊も同じくボーレス+ウイルソン設計のようです。

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そして、正面には2000年竣工レンゾ・ピアノ設計のKPNタワーがそびえます。

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KPNタワーの見上げです。
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ホーブ邸・ゾンネフェルト邸 [オランダ建築旅行]

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クンストハルのある公園から徒歩で行けるホーブ邸です。
設計はファン・ネレ工場と同じブリンクマン&ファン・デル・フルーフトです。

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こちらも同じブリンクマン&ファン・デル・フルーフト設計によるゾンネフェルト邸です。
現在はオランダ建築博物館別館となています。
屋上になにかインスタレーションが乗っています。

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ちなみに、ファン・ネレ社の重役の家だったそうです。同じ設計者という理由が納得。
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クンストハル 有名なスロープ講堂 [オランダ建築旅行]

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建物床をなだらかなスロープにしてその上に階段状の平場を組んで椅子を置いてあります。
床が大胆に斜めになっているのがコールハースの真骨頂ですね。

雑誌で見たイメージよりもしっかり納まってるように拝見しました。

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右奧が美術館のスタート地点で、ぐるっと廻ってスロープ上の方から帰って来て、スタート地点へ戻る動線です。

講堂で何かやっていても、美術館の動線が横を通っているような形です。(他にルートがあるのかもしれませんが)
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クンストハル コールハース氏の肖像画 [オランダ建築旅行]

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週末は建築オタクのためのオランダ建築旅行の様子です。

クンストハルの上階へスロープ階段を上って上がります。
右横のガラス越しにはエントランス横にあった講堂が見下ろせます。

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そして後ろを振り向くとなんと設計者のレム・コールハース氏の肖像画が!
これはびっくり。美術館の中に現存して活躍している設計者の肖像画がこんなに大きく飾ってあるのはちょっとめずらしいのではないでしょうか?

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そして、クンストハルの模型が展示されていました。

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屋上庭園は出られない模様。
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クンストハル グレーチング床 [オランダ建築旅行]

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クンストハルの内部です。
撮影のOKを受け付けて確認して入場です。

まずは、建物を貫通するスロープに沿ってある展示室。

室内ですが、スロープ床はモルタル刷毛引きで滑り止めしてありました。
意外と堅実。

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グレーチング天井の展示室。

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上階からグレーチング床に立って見ます。

上からは見えづらいですが、下階からはグレーチングがかなり透けて見えるのは発見。
グレーチング板と目の距離が遠い方が透けて見えるという事でしょう。

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建物に直接書かれたサイン。天井にも矢印があります。
サインを直接壁や外壁に書く手法は、初めてコールハースの設計で広まったのだと思います。
それまでは日本でも公共建築のサインはサインデザイン事務所が作ったステンレスの板などを貼る方法が主流でした。
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クンストハル エントランス [オランダ建築旅行]

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クンストハルの入り口は中央のスロープです。

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スロープ断面を建物を貫通する道から見上げることができます。

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エントランスのスロープ。

オレンジの矢印にそって入ります。



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クンストハルへ [オランダ建築旅行]

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今日は祝日ですので、建築オタクのためのオランダ建築旅行から。

ロッテルダムのファン・ネレ工場からトラムの8番に乗って移動。
ミュージアムパークの中に位置する「クンストハル」へ。

クンストハルは1992年竣工のレム・コールハース設計の美術館です。
世界にコールハース旋風を巻き起こした時代の超有名建築です。日本人の建築家がこぞって引用したボキャブラリーが満載の建物で、見学がたのしみでした。

ちなみに右の土手は堤防だそうで、その上からのアプローチと堤防したの道路からのアプローチと2つの高さからアプローチできるようになっています。

平べったいボリュームの上に鉄骨の棟屋が立っているこのアイデア。そのまま日本でも引用されて学会賞まで取っています。

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この棟屋の表示、色々表示が変わるのにびっくり。知りませんでした。


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堤防側の入り口はクルマで入ってスロープで建物内を貫通する仕組み。
右のデッキを見ると・・・

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壁にでかくサインを書くアイデアは今では日本の公共建築でよく使われますが、おそらくコールハースが初めて広く使った手法と思います。
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オレンジの立体矢印もかわいいアイデア。

建築にユーモアを堂々と取り入れても良い空気になったのもコールハースあたりの頃からだと思います。

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