夜景外観 [オウチ37・折り紙がヒントの家]
オウチ37の夜景外観で、この住宅最終回です。
2016年、毎日おつきあいありがとうございました。
正月休み中は建築オタクのためのオランダ建築旅行をお伝えして、新しい住宅を1月10日からお送りします。
石川淳建築設計事務所
三角バルコニー外照明 [オウチ37・折り紙がヒントの家]
三角バルコニーを見る夜景です。
白い斜めの壁に向けて外部照明を付けていますのでうっすら白くバルコニーの先端まで見えています。
夜はガラスに室内が反射しますが、バルコニー内側を照らす照明を着ければ外が見えるので室内反射が若干気にならなくなります。
それから・・・本棚の最上段に間接照明を入れてあります。
飾り物を置いたら背景が光るので演出効果が出る仕掛けです。
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脱衣室の小さな洗面 [オウチ37・折り紙がヒントの家]
仕事室の隣は浴室と脱衣室があります。
主な洗面台は1階の寝室前にありますが、脱衣室にも小さな手洗い器を設置しています。
壁の厚みを彫り込んで小さなカウンターを取りつけました。
黒い部分は構造の柱が露出している部分で、その左右を彫り込んでいます。
鏡は壁に直接接着しています。
石川淳建築設計事務所
2階天高1.9m〜3.88m [オウチ37・折り紙がヒントの家]
2階仕事室の北面です。
北側から隣地高度規制がかかっているので、北側は低く、南に向かって天井は高くしています。
その北側の壁と天井の交わる線は床から高さ1.9mで、天井の最も高いところは3.88mです。
今回は平面計画上キッチンで冷蔵庫を北側に置く事から、「冷蔵庫の高さ」でこの1.9mが決まって来ます。
あとは下階に向かって高さのの割り振りをして設計してゆきました。
石川淳建築設計事務所
仕事部屋造作カウンター [オウチ37・折り紙がヒントの家]
御主人の仕事部屋には造作でカウンター(机)を作りました。
カウンター下は本棚として作り、収納量を確保。
窓は東向きで横長の窓を採用して手元を明るくしています。
といっても作業は夜間にされていますが。
石川淳建築設計事務所
仕事部屋 [オウチ37・折り紙がヒントの家]
施主、御主人は絵本作家さんをしています。
夜お仕事をされているので、寝室のある1階では家族が寝ているのを邪魔してしまう、と言う理由で、リビングのある2階のキッチン後ろ側に配置しました。
引き戸の向こうの黒いドアがキッチン横のトイレのドア。
室内には高い天井高の部分に収納ロフトを設けています。
石川淳建築設計事務所
キッチン造作家具 [オウチ37・折り紙がヒントの家]
キッチン奧から見ます。
左のカウンターと吊り棚は大工工事による造作工事で作り、塗装屋さんに白く塗装してもらっています。
カウンター下に分別ごみ箱を置き、開放型の吊り棚にはお気に入りの食器で見せる収納ができます。
吊り棚の上の壁にはコンセントがあり、「送風機」などを置けば高い天井の空気をサーキュレーションできるように考えています。
キッチンからリビングを見る [オウチ37・折り紙がヒントの家]
キッチンは今回はステンレスのヘアライン仕上げの天板で扉は白の製品を選びました。
レンジフードは薄型のシンプルでリーズナブルなものでこちらは黒を選定。
コンロの右横に冷蔵庫置き場を設けて、冷蔵庫がリビングから見えないように配置しています。
勾配天井に冷蔵庫の頭が引っかからないように天井の形状を調整するのが隠れたポイントです。
石川淳建築設計事務所
天窓で南の光を [オウチ37・折り紙がヒントの家]
リビングの見返し方向です。
建物は西道路に面して、3方は隣家に囲まれていますので大きな窓は写真後方の西向きになるのですが、南の光も必要です。
そこで、天窓と階段登り切った南面の壁に縦長窓を配置しています。
晴れてる日にはこのように日が射し込み建物の中心付近を明るくします。
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