絶賛発売中 [稽古場のある女優の家]
今日も金曜日。
さて、写真は2002年の夏に設計ご依頼頂いて、2003年に竣工した作品名O-Landの現在の様子です。
この住宅のある町に私の大学の先生がお住まいで、完成時にご案内したような記憶もあります。
その先生から「君の設計した家が売りに出てるよ」とメールをいただき、様子を見に行って写真を撮ってきました。
完成から12年と半年くらい経ちます。
ある女優さんの家でしたが、数年前にテレビの話題で仏門に入られるということが伝えられていましたので、私財を処分されたのだと思います。
減振ダンパー等も組み込んだ住宅で「震度8でもこわれないようにしてね」とお話しされていたのが懐かしいです。(震度は7までで8は定義がありませんが・・・)
地価の高い場所ですから、取り壊されることも十分考えられます。
1億円代後半の売値がついているようですがこの家を気に入ってくれる次の家主さんが表れてくれれば良いなあと、願います。
石川淳建築設計事務所
中庭 [稽古場のある女優の家]
渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
中庭は個性的なデッキ床と植栽です。
放物線を使ったデッキの床に丸穴を開けて木を植えています。
風水を取り入れて水回りを配置していますが、家の中心には正方形の升のようなものを作り、これにはお札を埋めてあったと記憶しています。
通常の家では風水や家相を取り入れるときは水回りの見える器機(例えば便器や洗面器、キッチン、風呂)を鬼門・裏鬼門から外しますが、この家の場合はそれぞれの設備器機につながる配管類までも出来るだけ外すご希望で作られました。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
中庭は個性的なデッキ床と植栽です。
放物線を使ったデッキの床に丸穴を開けて木を植えています。
風水を取り入れて水回りを配置していますが、家の中心には正方形の升のようなものを作り、これにはお札を埋めてあったと記憶しています。
通常の家では風水や家相を取り入れるときは水回りの見える器機(例えば便器や洗面器、キッチン、風呂)を鬼門・裏鬼門から外しますが、この家の場合はそれぞれの設備器機につながる配管類までも出来るだけ外すご希望で作られました。
石川淳建築設計事務所
壁を見ないで暮らしたい [稽古場のある女優の家]
中庭式の住宅な訳ですが、お施主様の当初のご希望は中庭がある住宅で尚かつ「壁を見ないで過ごせる中庭」という事でした。
なかなか難しいご要望で、中庭に面する部分はすべて窓にするのは可能でしたが、その外側にある部屋には当然壁があります。
これらの壁をなんとなく存在感が無いようにまとめて行きました。
お施主様は女優さんという事も有り、の頭の中には映像として映画のセットのようなイメージがあるようで、それを現実的な建築として実現する事がなかなか難しい仕事でした。
石川淳建築設計事務所
銘木使った和室 [稽古場のある女優の家]
リビング脇の和室です。
銘木屋さんへ行って施主と施工社さんと私とで使う木々を選びました。
施主の感性で寸法や部位が決められていますので、正式な和室の寸法やしきたりとは違いますが、こだわりの詰まった空間です。
窓の高さもずいぶんと議論したのを覚えています。
ふすま絵はどなたか日本画の先生に書いて頂いた物を施主から支給してもらい、割り付けも普通の引き違いでなく、絵を中心に一枚にして左右に小さな引きを配置する独特の引き戸となりました。
とにかくお施主様の感性を私が図面に変換して、それを三者で現地で相談しながら、作ってゆきました。
週二回施主定例を行い、午後1時から午後9時までという強行軍でした。
石川淳建築設計事務所
中庭に開く稽古場 [稽古場のある女優の家]
渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
中庭に面した稽古場兼リビングです。
右に小さな和室コーナーがあり、左のブース状の箱の中はトイレと仏壇置き場となっています。
中庭の廻りはぐるりと廊下が面していて、和室の上は収納庫で、中庭から螺旋階段で上がる屋根裏部屋です。
中庭に面する窓は欄間部分はガラスとポリカーボネートの二重サッシュとして断熱効果を確保しています。
十分明るいのですが、ご希望により天窓を3箇所追加して、とても開放的なリビングとなっています。
ロフトの小さな小窓を開けて顔をだしたりして・・ロミオとジュリエット、といったシチュエーションも作れるように色々な場所をちりばめてお稽古に便利になっています。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
中庭に面した稽古場兼リビングです。
右に小さな和室コーナーがあり、左のブース状の箱の中はトイレと仏壇置き場となっています。
中庭の廻りはぐるりと廊下が面していて、和室の上は収納庫で、中庭から螺旋階段で上がる屋根裏部屋です。
中庭に面する窓は欄間部分はガラスとポリカーボネートの二重サッシュとして断熱効果を確保しています。
十分明るいのですが、ご希望により天窓を3箇所追加して、とても開放的なリビングとなっています。
ロフトの小さな小窓を開けて顔をだしたりして・・ロミオとジュリエット、といったシチュエーションも作れるように色々な場所をちりばめてお稽古に便利になっています。
石川淳建築設計事務所
中庭を内包 [稽古場のある女優の家]
渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
プラン上のご希望は中庭をつくること。
広い稽古場兼リビングの南方向には中庭があり、その廻りにダイニング、寝室、和室、浴室 が面しています。
開放的な中庭ですが、隣家から中が見えないように微妙な調整を行っています。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
プラン上のご希望は中庭をつくること。
広い稽古場兼リビングの南方向には中庭があり、その廻りにダイニング、寝室、和室、浴室 が面しています。
開放的な中庭ですが、隣家から中が見えないように微妙な調整を行っています。
石川淳建築設計事務所
フローリングを天井に貼って [稽古場のある女優の家]
天井や壁、収納扉の木材は実は床のフローリング材を使用しています。
床と全く同じ柄の仕上げにしたいとのご希望を受けて、施工者さんとも相談した結果、集成材の床材をそのまま扉の仕上げや壁や天井に貼る事になりました。
建築では家具の扉は建具屋さん、床材は工務店、壁は内装屋さんと各業者がそれぞれ材料を用意する事が多いので、同じようにそろえたい時は完全な同一品を使わないと、色や柄などがそろわないといった事がおきます。
石川淳建築設計事務所
稽古場 兼 居間 [稽古場のある女優の家]
渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
アーチ型の玄関ドアを入ると高い天井の居間にでます。
居間は稽古場を兼ねていて、広々と多目的に使えるようになっています。
ちなみに、演劇のお稽古をするのに天井を感じないくらいの高さが良い、というご要望と、デザインイメージは前作のY.ケンネルのような木目の勾配天井が良いという二つのご希望から作られた空間です。
前面道路の桜並木に向かって縦桟の窓を作り木々が見えるようにしてますが、道路から中の様子がみえないように、人の背丈ほどの高さまでは木の壁としています。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
アーチ型の玄関ドアを入ると高い天井の居間にでます。
居間は稽古場を兼ねていて、広々と多目的に使えるようになっています。
ちなみに、演劇のお稽古をするのに天井を感じないくらいの高さが良い、というご要望と、デザインイメージは前作のY.ケンネルのような木目の勾配天井が良いという二つのご希望から作られた空間です。
前面道路の桜並木に向かって縦桟の窓を作り木々が見えるようにしてますが、道路から中の様子がみえないように、人の背丈ほどの高さまでは木の壁としています。
石川淳建築設計事務所
アーチ型の玄関ドア [稽古場のある女優の家]
渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
白くシンプルな幾何学的な外観ですが、ご希望もあって、部分的に装飾的な造形をはめこんでいます。
アーチ型の開口は古いレンガ作りや石造りの建物の開口を模したようにしたいとのご希望を頂き、木下地にレンガタイルを貼って作り出しています。
さらにドア面を外壁より引っ込めたいとのご希望がありました。
外開きドアでアーチ型の場合は、ドアの頭が引っかかって開く事が出来ない事をご説明して。
かと言って内開きにすると靴が置けないので開くドアの部分だけ長方形にする事にしました。
いづれにしてもアーチ型の玄関開口を設計するのは人生で初めてでした。
なにごとも経験ですね。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
白くシンプルな幾何学的な外観ですが、ご希望もあって、部分的に装飾的な造形をはめこんでいます。
アーチ型の開口は古いレンガ作りや石造りの建物の開口を模したようにしたいとのご希望を頂き、木下地にレンガタイルを貼って作り出しています。
さらにドア面を外壁より引っ込めたいとのご希望がありました。
外開きドアでアーチ型の場合は、ドアの頭が引っかかって開く事が出来ない事をご説明して。
かと言って内開きにすると靴が置けないので開くドアの部分だけ長方形にする事にしました。
いづれにしてもアーチ型の玄関開口を設計するのは人生で初めてでした。
なにごとも経験ですね。
石川淳建築設計事務所
曲線で作った門塀 [稽古場のある女優の家]
渡辺篤史さんと石川淳で6月28日対談トークショーを行います。無料参加可能です。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
「やさしい曲線でつくられた塀がほしい」とのご希望をいただき、お施主様と私と工務店さんと3者で、マジック片手に色々線を書いてみて決めた線です。
コンクリートブロックを6段ほど積んで、そこに直接マジックで曲線を描き、お施主様に見て頂き、さらにご希望を加えて線を決め、ブロックを削って荒く形を作りました。
その上にモルタルを盛りつけまして丸い感じを作り出しました。
壁には小さなタイルが埋め込まれていたり、また玄関への階段も通常よりも非常に低い蹴上げになっていたりと、「普通」ではない部分が沢山あります。
その一つ一つがお施主様のご希望であり、思いでした。
そのため、私の想像を超えたデザインではありましたが、できるだけご希望にそえるように色々思案しました。
写真は2003年当時のものですので35mmのカラーポジフィルムです。
解像度が低いですが、お許しください。
詳しくはこちら http://www.jun-ar.info/?p=5011
「やさしい曲線でつくられた塀がほしい」とのご希望をいただき、お施主様と私と工務店さんと3者で、マジック片手に色々線を書いてみて決めた線です。
コンクリートブロックを6段ほど積んで、そこに直接マジックで曲線を描き、お施主様に見て頂き、さらにご希望を加えて線を決め、ブロックを削って荒く形を作りました。
その上にモルタルを盛りつけまして丸い感じを作り出しました。
壁には小さなタイルが埋め込まれていたり、また玄関への階段も通常よりも非常に低い蹴上げになっていたりと、「普通」ではない部分が沢山あります。
その一つ一つがお施主様のご希望であり、思いでした。
そのため、私の想像を超えたデザインではありましたが、できるだけご希望にそえるように色々思案しました。
写真は2003年当時のものですので35mmのカラーポジフィルムです。
解像度が低いですが、お許しください。
石川淳建築設計事務所