701 洗面台 [麻布十番コーポラティブ]

麻布十番コーポラティブハウスの701室洗面室です。
竣工写真ですが、工事が間に合わずタオル掛けなどがついていません。
付ける予定の場所に緑のテープ貼りがされております。・・・・・
標準仕様では洗面器、鏡、等が一体型の住設メーカーの洗面台ですが、さすがにそれでは味気ないので、洗面器は輸入品、カウンター収納は家具工事で塗装仕上げとしています。
色は私主導ですと黒にしますが、今回はお施主様の選定で色決めをしています。
鏡のBOXはリクシルの既成品を使用。これはいつも戸建てでも採用しているハコです。

ということで麻布十番コーポラティブハウスは終了。
私の出身事務所、インターデザインアソシエツや、そのOB達とコラボで、楽しく進める事ができました。麻布十番商店街に面したこのファサードをご覧になったら是非思い出してください。
石川淳建築設計事務所
廊下ニッチ [麻布十番コーポラティブ]

廊下の壁には壁厚分彫り込んだ飾り棚「ニッチ」を付けています。
戸建ての場合は下地が木なので加工が容易ですが、マンションの場合下地が軽量鉄骨なので、このような造作が結構難しいです。
石川淳建築設計事務所
ウオークインクローゼット [麻布十番コーポラティブ]

麻布十番コーポラティブの寝室に付随したウオークインクローゼット(サービスルーム)です。
ハンガーパイプを備えていて、一応テレビやパソコン用の端子を壁に備えて書斎として使えるようにしています。
法的には無採光ですが、縦長まどから十分な光が入っています。
石川淳建築設計事務所
701室 寝室想定の洋室 [麻布十番コーポラティブ]

麻布十番コーポラティブハウス701室です。
80㎡の1LDKですが、こちらは寝室を想定した洋室です。
LDK43㎡+洋室10.5㎡+サービスルーム6㎡+広い玄関+サニタリーといった構成で、写真の部屋は玄関横にある個室です。
マンションの場合、道路側のLDKと廊下側の個室の2面しか法的採光がとれない事が多く、このような配置になります。
本当は寝室はプライベートな部屋なので、玄関からは遠い方が良いですが、建築基準法がそれを許しません。
奧にクローゼットとして使うサービスルームが見えています。
石川淳建築設計事務所
701室キッチン [麻布十番コーポラティブ]

麻布十番コーポラティブ701室のキッチンです。
キッチンはコーポラティブの入居者の中にキッチンの代理店をされている人がおられたので、その人から購入していて、大手メーカーの物をベースにオリジナルで部位を選定しおります。


梁の下に付けるレンジフードは配管に注意が必要。
薄型の機種を選んでいます。
石川淳建築設計事務所
バカ穴補修するRC造の天井 [麻布十番コーポラティブ]
こちらの写真は天井の打放シにクリア塗装をする前の様子。
コンクリートのマンション等の場合、部屋の天井には工事するときに使う「バカ穴」という穴があります。下の階から工事をして上がってゆくので、型枠などをはがした後に、上の階へ上げるために工事中使う穴を床(天井)のスラヴに開けるのです。
当然完成時にはコンクリートでふさぐのですが、そうすると素の打放シはできなくなり、結果的に補修打放シになります。
今回、補修打放シが本物の打放シに比べて色や素材感が平坦過ぎるということで、完成後にクリア塗装で少し黒っぽく色づけする事になりました。
こちら昨日UPした写真ですが、黒っぽく色づけして存在感を出したものです。
塗装前と塗装後、見比べてみてください。
石川淳建築設計事務所
麻布十番コーポラティブ701室LDK [麻布十番コーポラティブ]
麻布十番コーポラティブハウス701室のLDKです。
お施主様は賃貸所有管理をする法人さんで、仕上げの選定は私と施主様の案を組み合わせています。
床のフローロングは私は使った事がない既成品フローリングなのですが、かなりよく見なければ本物の木と見間違えます。
賃貸物件ですので、メンテナンスが楽で経年変化で変わって行かない品物が選ばれました。
経年変化を楽しむ個人邸の仕上げとは違う選定のポイントですね。
さて、こちらもフラット35仕様のため壁から1mほどの範囲を断熱してボード貼り、クロス貼りとしていますが、それ以外の部分は断熱が必要無いので天井などは打放シとしています。
色は少々黒目のクリア塗装をほどこしました。
石川淳建築設計事務所
全開収納扉 [麻布十番コーポラティブ]
麻布十番コーポラティブハウス701室の玄関収納です。
3本引きの引き戸で吊り戸として床のレール無しにしました。
玄関土間なので床レールがあると砂などが詰まって動きが悪くなるので、レール無しを3連を連結して動く形で実現。
床にピンを立てて振れ止めにしていますので、3枚が溜まる位置が2箇所に限定されますが、使い勝手上は問題なしです。
一番右側は靴入れの棚があり、左2枚分は自転車など大きな物も収納可能。
石川淳建築設計事務所
701室玄関 [麻布十番コーポラティブ]
インフィルのデザインをした701室の玄関です。
こちらの部屋は購入された会社さんが賃貸へ出す部屋で、2人暮らしの想定で大きめのLDKと個室1部屋とウオークインクローゼットを備えます。
玄関部分は私からの提案で、広めの土間を用意して自転車なども収納出来るようなスペースを作りました。
床の仕上げは墨モルタルと行きたいところでしたが、賃貸でどのような人が使うかがわからないため、一般的なタイル仕上げにしています。
ちなみに廊下が途中で曲がっていますが、これは敷地がこのラインで曲がっているため。
建物の輪郭もくの字に曲がっています。
麻布十番という価値のある土地を目一杯使い切るためでもあります。
石川淳建築設計事務所