屋上バルコニー [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
屋上バルコニーです。
3階建ての住宅は3階の道路側に非常用進入口になる窓を設けなければなりませんが、この窓の有効開口を満たす既成品の窓達をデザインとしてまとめるのは中々難しいです。
そのため、今回はバルコニーを介して窓を付け、道路に面する側には開口を設ける手法にしています。
左のドアが進入口のドアです。
そして道路側の外観。
3階の開口がその部分です。
さて、しばらくは竣工写真が途絶えますので、久々に平日は「提案時イラストと完成時写真」をお送りする事になりそうです。
石川淳建築設計事務所
カメラネタで恐縮ですが [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
今回竣工写真は自分で撮りました。
機材ネタになってしまい恐縮ですが、今回はキャノンのEOS Rにマウントアダプターを付けてシグマの12-24F4DGで撮りました。
ちょっと前まで12-24F4DGと6Dで撮影していたのですが、その組み合わせでは歪曲収差をほぼ感じなかったのですが、EOS Rとの組み合わせでは歪曲収差がかなり出まして、Lightroomで一生懸命補正しました。
しかし、スキル不足で歪み気味。 狭小住宅には12-24F4DGは最強(お値段的にもEF-11-24へは行けないですし)ですが、やはりミラーレス用に開発された訳ではないので組みあわせは考えて使わないと行けないことを学びました。
斜めに撮るとごまかせます。
石川淳建築設計事務所
エアコンの位置は悩みの種 [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
ブリッジからの見下ろしです。
やむを得ないのですが、吹抜にエアコンを取りつけるときは上からのビューが気になります。
上から見えない位置に付けたいものの、エアコンの効きや取り付けコスト、メンテナンス性から、どうしても上面が丸見えになることもしばしば。
ビルドイン式はお値段が高いし・・・
常にエアコンの位置は設計者の悩みの種です。
石川淳建築設計事務所
リビング吹抜から採光 [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
2階のリビングの上の吹抜から。
ルーフバルコニーからの光を吹抜ごしにリビングへ落とします。
ブリッジ状の部分はバルコニーと3階の部屋部分を結びますが、これは3階建て以上の場合は道路側の非常用進入口から3階の室内へ動線が確保される必要があるため、法的に必要なブリッジとなります。
石川淳建築設計事務所
吹抜越しにルーフバルコニー [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
アトリエから吹抜越しにルーフバルコニーを見た様子。
正方形の窓は防火戸のためアルミサッシュの既成品はありません、その結果スチールの製作窓です
バルコニードア前に立ってみかえし。
奥に階段があり、その先に寝室があります。
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