オウチ19 1年検査 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

ちょっと前になりますが、オウチ19リビングアクセスの家の1年検査に行きました。

この家の住民の2匹がお出迎え。

2階のリビングには黒い丸テーブルと黄色いペンダント照明があり、シンプルに暮らされていました。大きな問題点は無く、クロスの補修程度。たのしく生活されているようで良かったです。
石川淳建築設計事務所
リビングアクセスの家 おおたかの森で2戸目 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

おおたかの森につくったオウチ19。
この地に何かご縁があるようで同じ最寄り駅からの徒歩圏内にオウチ04があり、2戸目の住宅の完成となりました。
お施主様が土地をさがしているときに、すでに完成してお住まいのオウチ04を見学されたそうで、そのお返しに、この住宅が完成した時に見に来ていただきました。
オウチ04とオウチ19、形は同じ三角屋根ですが、外観も内部の構成も全く違い、それぞれの家族の個性が反映された家になっていると思います。
またこの地で3戸目のご依頼があるような気がします。
ということで、オウチ19のご紹介は今日まで。明日からはいよいよ小笠原の小さな宿アクアさんをご紹介します。
オウチ19 夜景外観 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

オウチ19の外観夜景です。
いつもの切妻型(オウチ型)の外観でモルタル金ゴテ仕上げの上白の弾性ローラー塗装です。
細長いアルミサッシュの窓はFIXと滑出しの組み合わせで連窓として見せました。
1階は子供室の窓、2層目の窓は子供室の吹抜中の中間層と2階リビングから降りて使う中間層用の窓。
3層目の窓が2階リビング用のものです。
前面は駐車場としてコンクリート土間打ちで、駐輪場は建物の裏に作りました。
竣工写真ですのでまだ植栽もありませんが、お施主様にはお子さんも出来ましたのでご家族で色々植えているころだと思います。
物干しコート・脱衣室 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
脱衣室の様子です。
左は物干しのための小さな庭で、黒の木縦張格子で隣家との目隠しになっています。
上には小波板の屋根がかかり、雨がかからないようになっています。
浴室はユニットバスがご希望のため一般的な既製品ですが、脱衣室はこのように外部とつなげて、じめじめした感じにならないようにとの配慮から開放感があります。
ドアの框戸に見える部分は硝子では無くて、「かがみ」が貼ってあります。
姿見がほしいとのご要望で、ドアに貼り付けています。
1階の物干庭、洗濯物見せずに坪庭風 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

今日は早朝長野へ検査のため自動更新で失礼します。
みなさまへブログ訪問は帰京後に伺います・・
さて
1階の子供室前の写真です。
左のツインポリカの引き戸の中が子供室。
正面が硝子FIXでその先に木製縦格子の目隠し壁が立っています。
隣家から見えないようになっていまして、脱衣室からここへ出られるようになっています。
2層吹抜の天井高さのため、連窓の上窓から光がとても良く入ります。
右の黒のドアは1階のトレイ。
手前の縦長の開口は2階から降りくる階段の出口です。
窓の両側に物干しスペースがあり、洗濯物を廊下から見せず、ちょっとした坪庭のように見せています。
天井高さ1.4m未満の床下収納 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
リビングアクセスの家、写真は1階寝室の下にある床下収納の様子。
天井高さは1.4m未満で床面積に入らないタイプのものです。
窓が無いので明るくするため床は白のビニル床タイル、壁は白のクロスです。
天井は構造の梁や1階の床板を表しとし、黒のオイル塗装を施してあります。
左の壁にはダイキンの壁付け除湿器が付いています。
床の高さは子供室と一緒のGL+400ほどの位置で湿気はありませんが、念のための設置です。
広さは1階の主寝室と廊下とトイレの合計なので8畳ほど。
かなりの収納量が期待できます。
リビングアクセスの家 引戸で仕切る子供室 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

子供室奥からの見返しの様子です。
黒い鴨居のところは白のツインポリカの入った3本引戸で、廊下部分と子供室部分を分けられるようになっています。
鴨居の上は空いていて、空気は他の部屋と常に繋がっています。
天井高さは3.3mほどあり、とても開放感のある部屋で、仕上げも白の床と白の壁、白の天井として統一しています。
鴨居の奥の縦長のスリット裏に半階上から降りてきた階段があり、子供室へ出てきます。
その左の明かりの漏れる縦スリット開口の方はトイレと浴室、物干しがあります。
子供室から見上げる階段とハシゴ [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
子供室から見上げる階段とはしごです。
左は1階玄関から2階のリビングへ上がる階段。
右の小さい方が2階リビングから半階下の床下納戸へおりるハシゴです。
対になったデザインで共に木製。塗装で白と黒の塗り分けにしています。
ロフトのある子供室 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

オウチ19 リビングアクセスの家の1階子供室です。
正面の階段は子供室を「通過」する玄関から2階リビングへの直通階段です。
子供室は2層吹抜の天井の高い部屋で、将来2つに割ることを考えて照明も部屋の左右に1組づつ設置しています。
また、窓も開閉出来る部分を左右に配置し、中央はFIXという組み合わせ。
道路側の窓の壁には収納に使える「ロフト棚」があり、子供の想像力でいりいろと使えるように考えています。
床は白のビニル床タイル、壁も白のクロス貼りで、明るく開放的な子供部屋になりました。
リビングアクセスの家 吹き抜けの子供室 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]

今日はただ今八丈島沖、小笠原出張からの帰り道。おがさわら丸船上のため、自動更新で失礼します。
玄関から2階のリビングへ直通階段で上った訳ですが、その階段が子供室の向こうに見えている黒い階段です。リビングへダイレクトアクセスし、2階を回って左の白い階段から最下階の子供室へ下りてきました。
子供室はこの黒い階段からは見下ろせますが、家族のいるリビングをぐるっと回ってこないと到達できません。いつもそうですが、子供室は多少プライバシーが少ないように設計します。
子供室の床高さと左の白い階段で上った主寝室との高さの差は、床下収納庫にあてていて、2m
を切るぐらいの高低差です。