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吹抜代わりの透明床 [室内エンガワのある家 オウチ51]

1階の天井には2階を見渡せる透明床を配置。
「ワンルームのような小さな家が欲しい」というお施主様の要望から、この家は面積がコンパクトです。
そのため、吹抜で面積を消費しないように透明床を使って上下階のつながりを作っています。

もうひとつの役割は2階の天窓からの光を導く事。
敷地南側はひな壇状に標高が上がっているので、南側隣家の玄関前に目の合ってしまう窓を2階には設けずに天窓採光にしました。
その天窓の光が、季節や時間によって1階まで射し込む仕掛けです。
石川淳建築設計事務所
リビングの端っこは室内縁側 [室内エンガワのある家 オウチ51]
千歳船橋清掃工場02 煙突デザイン [千歳船橋清掃工場]

1990年に早川邦彦建築研究室にて担当した千歳船橋清掃工場です。
広角をむりやり補正してますので煙突が歪んでますが、正八角形の平面形状です。
煙突の内部は正副2つの煙突パイプと人力であがる螺旋階段で合計3つの筒が入っています。
2つの煙突パイプはメンテナンス時に切り替えて使います。
さて、早川氏が最初にスケッチした案は3つの管を平行に立てる案でしたが、それらを自立させるのに構造体としてのコンクリート管も3つ必要になることから経済的にボツ案に。
その次に出て来たのがこの8面体に近いスケッチでした。
ちなみに、この千歳船橋の煙突デザインが池袋駅北の清掃工場の煙突にも流用されています。
8面体にする事でじつは電波障害が小さい事が判明。
丸い煙突は反射波を全方位に出しますが、8面体の場合は反射波を8方向に小さく反射するのみ。
ステルス戦闘機と同じ原理です。
まあ、90年当時のテレビはアナログでしたが、いずれデジタルになり電波障害は解決する事がわかっていましたが。
机上障害調査で意外な利点がわかりました。
千歳清掃工場の記事01へ
https://jun-ar.blog.ss-blog.jp/2023-05-27
石川淳建築設計事務所
千歳船橋清掃工場01 [千歳船橋清掃工場]

写真は東京都世田谷区の千歳船橋にある「千歳清掃工場」です。
私石川淳が1990年に早川邦彦建築研究室にて、社会人になって初めて担当した建築です。
早川邦彦氏は2022年7月に急逝され、帰らぬ人となりました。
そんなこともあり、社会に出て初めて担当させてもらった建築を改めて見に行ってきました。
場所は環状八号線の千歳台の交差点から少し入ったところ。
この写真は千歳台交差点の歩道橋の上から撮っています。
週末はしばらくこの千歳船橋清掃工場の写真をUPして行きます。
石川淳建築設計事務所
土地探しからの御相談 [CR-XかS660で現場へ行こう]
今日も早くも金曜日。
さて、写真は土地探し中の御相談から頂いているお施主様の土地。
山梨県内の数カ所の土地候補をご連絡いただき、数カ所見て廻り、ここに決定されました。
こちらも土地探しの御相談からのお施主様。
埼玉県の郊外で、希望の土地が見つかりました。
6月中にラフプラン提案の予定です。
石川淳建築設計事務所
玄関前 [室内エンガワのある家 オウチ51]

敷地に向いて右側には擁壁が立ち上がっていたためパーキング位置は自ずとこちらの左側に。
よって玄関も左側から入るようにしてます。
地味な話しですが道路の高さと宅盤の高さを合わせるのに結構苦労します。

インターホンはなるべく道路に近い位置に。
石川淳建築設計事務所
新・室内縁側のある家 オウチ51 [室内エンガワのある家 オウチ51]

今日からは東京都郊外の造成地に完成したOUCHI-51の竣工写真をUPです。
お施主様は2019年発売の雑誌「モノマガジン」
https://jun-ar.blog.ss-blog.jp/2019-02-04
をご覧になって当事務所に御相談にこられました。
初めてお会いしたのが2019年2月で、土地探しからのスタート。
最初は都内23区内で小さな土地を探していましたが、そういった土地はすぐに業者に買われてしまいます。
そこで郊外の私鉄沿線にも範囲を広げ、約3年たって理想の土地を発見しました。
石川淳建築設計事務所
「東京23区内プールのある家」をYouTubeにUPしました [雑誌・メディア掲載]
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