デザインリフォームの家・寝室 [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
長く掲載してきました群馬県で完成したデザインリフォームした家。今日で最終回です。
当事務所でも本格的なリフォーム設計になり、とても良い住宅に生まれ変わりました。
母屋のリフォーム、子世帯の増築となり工期約1年と設計期間半年ほどの長いお付き合いとなりまして、中之条町にも詳しくなることができました。
地元の工務店さんも奮闘してくれて、都内でおなじみの工務店さんと仕事をしたときと変わらず良い物ができました。
お施主様にもリフォーム前と比べて明るく、暖かく、楽しく暮らせているとご感想も頂いています。驚いたのが電気代光熱費が前の1/5になったそうです。この経験をまた次につなげていきたいと思います。
石川淳建築設計事務所
寝室のロフト [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
あと1回で群馬のデザインリフォームの住宅は最終回。最後にご紹介する若夫婦のエリアにある主寝室です。母屋の中の一角(元は応接室)を区分けして、主寝室とクローゼットに改装しています。明るくするため2階の床を撤去して吹抜化し、2階の窓だったところは吹抜に面したハイサイドライトとして利用しています。
黒いはしごを登ると2畳ほどのロフトへ。
元々の母屋は天井裏にセントラルヒーティング用のダクトスペースがあり、とても階高がありました。
そのため、コンパクトな寝室ながら、天井高さがとても高く、開放感のある部屋になりました。
黒いはしごを登ると2畳ほどのロフトへ。
元々の母屋は天井裏にセントラルヒーティング用のダクトスペースがあり、とても階高がありました。
そのため、コンパクトな寝室ながら、天井高さがとても高く、開放感のある部屋になりました。
石川淳建築設計事務所
物干し光庭 [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
子世帯の浴室に接する光庭です。
白い壁に囲まれたスペースで、浴室の窓からは左の白い壁だけが見えるようになっています。
床は追加工事でデッキ材を敷き込むことができて、植物などを置ければとても良い感じにできると思います。
ちなみに右の小さな窓はトイレの窓です。
石川淳建築設計事務所
子世帯サニタリー [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
子世帯のサニタリーです。
お風呂はご希望によりユニットバスをチョイス。
脱衣室にはタイル貼りの洗面台を大工工事で製作し、手作り感を出しています。
浴室の外には光庭を配置していますので、窓を開けたまま入浴も可能で、換気のために開けっ放しでも OKです。
石川淳建築設計事務所
寝室への渡り廊下 [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
増築棟から母屋への渡り廊下です。
敷地の段差を解消するための階段が廊下の途中にあります・
工事途中で、縦スリット窓をご希望で付けることにしまして、光の表情が豊かになりました。
こちらは見返しの写真。正面の白いドアが主寝室のドアです。
廊下の途中の左側に脱衣室、浴室があります。
石川淳建築設計事務所
二世帯の庭 [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
子世帯リビングのデッキから見下ろした庭の様子です。
向こうでデッキの張り出している部分が親世帯リビングの前デッキ部分です。
適度な距離感で、プライバシーも取りつつ、一体感を作る事が出来ました。
右のハナミズキの木は増築棟のあるところに元々生えていた木で、移植してお互いのリビングから見える位置に移動してきました。
石川淳建築設計事務所
リビングから大階段で庭へ [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
増築棟のリビングからは大階段で庭へ降りることができます。
庭には母屋のリビングも面していますので、増築棟と母屋の二つのリビングはこの大階段によって庭を介してつながりが持てます。
右の黒い壁は母屋との渡り廊下部分で、建物は物理的につながっていますが、内部では完全分分離として、お互いの世帯は行き来が出来ないように計画してあります。
つまり、二世帯間を移動するには、玄関を出て他方の玄関から入るか、この庭を通ってリビングから他方のリビングへ移動するかに限られるように設計してあります。
二世帯住宅の世帯間の距離の取り方は色々ありますので、そのバリエーションの一つの例です。
石川淳建築設計事務所
長さ6mの勉強カウンター [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
子供室の勉強カウンターは長さ6mあり、勉強コーナーや絵を描いたり工作したりと色々な事柄を同時に出しておける広さがあります。
また、子供室はリビングとつながりながら、リビングからは「見上げ」の角度になりますので、散らかっていても大丈夫です。
石川淳建築設計事務所
子供室ベッドスペース [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
子供室は引き戸で開け閉めできるベッドスペースと吹抜に面する学習コーナーに分かれています。
2人用に分かれた子供室(ベッドコーナー)が直線上に並んでいて、学習コーナーが廊下状に吹抜に面して2つのエリアを結んでいます。
ベッドコーナーの引き戸は木製引き戸で、上鴨居の上はオープンになっており、空気がつながっています。
石川淳建築設計事務所
子供室は勉強コーナーとベッド置場を分離 [オウチ23 群馬・デザインリフォームの家]
子供室の様子を昨日と画角を変えて見ます。
勉強カウンターは吹抜に面していて、その後ろ側には引き戸で仕切れる空間があります。
この部分はベッドを置いたり収納を置いたりするための場所で、開け閉めできてプライバシーを確保できるようにしてあります。
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