ハコノオウチ19 3世帯レジデンス 夜景 [ハコノオウチ3世帯レジデンス]
ハコノオウチ19 3世帯レジデンス 最終回です。
設計ご依頼が2019年の7月で、コロナが始まった2020年1月に基本設計が完了。
実施設計の完成が同年3月で見積を取りました。
工事の契約は2020年の4月なのですが、「コロナ禍が過ぎた頃着工しましょう」と皆が半年程度先を想像していたのですが、コロナはおさまらず。
結局、1年後の2021年5月に既存建物解体に着工する事になりました。
途中、ウッドショックの材料費値上がりも起きて、大変でしたが、なんとか乗り越えて完成しました。
お付き合いのある庭師さんに南の庭を造園してもらう事になっていて、まだ私も完成形の庭を見ていません。
来年の1年検査の時は見られるのでは、と楽しみにしています。
<
Y-ケンネルの動画をアップしました。
アプローチの土間コンはサンダー掛け仕上げ [ハコノオウチ3世帯レジデンス]
ハコノオウチ19 3世帯レジデンス の門前から玄関アプローチ見返しです。
土間のピンコロ石の仕上げは定番ですが、コンクリート部分はサンダーがけしてあり、通常の土間コンよりも風合いが良くなっています。(門扉から外側やピンコロ石の左側土間)
<
Y-ケンネルの動画をアップしました。
玄関アプローチ照明計画 [ハコノオウチ3世帯レジデンス]
玄関前のアプローチの夕景です。
照明計画、とタイトル打ってますが、庇の下面に3つのダウンライトのみです。
玄関ドアの左右がガラスとなっていますので、室内の照明が透けてほんのり明るくなるように計画しました。
室内のダウンライトと庇のダウンらとは同じスイッチで、さらにタイマーで夜間は自動点灯としました。
石川淳建築設計事務所
庭側夜景外観つづき エアコン室外機位置 [ハコノオウチ3世帯レジデンス]
庭側夜景外観続きです。
エアコンの室外機を隠したくなる所ですが、部屋からは見えない位置で、さらに室内機からの配管の距離を考えるとこの場所がベスト。
ルーバー囲いを付ける手もありますが、そうすると熱交換の性能が落ちてしまいます。
庭から見て気になるのは竣工写真撮りのこの時のみ、という事で、合理的に判断して露出です。
石川淳建築設計事務所
リビングのバルコニー [ハコノオウチ3世帯レジデンス]
今回はリビングのバルコニーは一般的な片廊下型です。
窓から隣地が近い時は、インナーバルコニーなどを用いてプライバシーの確保の工夫をしますが、今回は窓面から隣地まで10m以上ありましたので、一般的な形です。
ちなみに、左手にマンションが見えていますが、これはお施主様の持っている賃貸マンションなので、管理のためにもこちらからよく見えた方が良い、という事から目隠し的な工夫は取っていません。
手摺りは水平材は木製で、縦材はスチール製です。
庇の先端には横樋がありますが、その外側に樋を隠す幕板を取りつけて外観をスッキリさせる工夫をしてあります。
石川淳建築設計事務所