シェアプレイス浦和24・最終回 [シェアプレイス]

今日でシェアプレイス浦和の竣工ご紹介はおしまいです。
最後は、提案時に作成した模型写真のメインショットです。
模型はクライアントに空間を伝える「ことば」です。
多少汚いことばづかいだったとしても、伝わることが重要で、また、伝えるタイミングが重要です。
個人邸のときには伝える相手が少ないので、模型を作る機会も減りましたが、法人がクライアントの時はたくさんの人に伝える必要があるので、この模型でアイデアを伝えることができたと思います。
シェアプレイス浦和公式Web
シェアプレイス浦和23 [シェアプレイス]

共用リビングダイニングの初期イメージ写真。
デッキを敷き込んだ上げ床に植物を落とし込むアイデアを提案しています。
ガラスのパーテーションでキッチンとも区切ります。

デッキ部分は「外部」という演出です。
シェアプレイス浦和公式Web
シェアプレイス浦和020 [シェアプレイス]

階段室のカラースキームです.
踊り場の壁をオリーブ色、群青色に塗り分けています.

こんな感じになっています.
シェアプレイス浦和019 [シェアプレイス]

こちらはアプローチのカラースキームです.
イメージパースにディックの色見本で指示しました.
日塗工の色見本の方が現場さんは便利なのですが、こちらの方が色が豊富です.
企画担当のファインスペックさんとイメージを共有しながら進めました.

こちらが完成後.
シェアプレイス浦和018 [シェアプレイス]

個室内部に備わる家具も無印さんのものです.
リビタさん(事業主)と無印良品さんのコラボレーションにより、統一して導入されています.
また個室の間取りはトイズさん(設計事務所)が行っています.
私の仕事は各仕上げの決定と色の指定です.以前に設計した住宅でもつかった黒い「ビニル床タイル」を採用しました.
シェアプレイス浦和017 [シェアプレイス]

こちらは個室の様子.
ドアを開けると、一人用のベッドと机がおけるスペースと私物を収納するスペースがあります.
コンパクトな一人部屋と大きな共用のリビングダイニングという新しい共同住宅のあり方です.
シェアプレイス浦和016 [シェアプレイス]

シェアプレイスの個室ドアの色指示図です.
個室の床は黒のビニル床タイルとして、ドアの色と壁の白を強調することとしました

部屋番号はスケッチと違い縦書きです.

住んでる人は、自分のユニット内のドア色しかわからないのですが、よそのユニットへ遊びに行くと違う色を体験出来るように考えています.

シェアプレイス浦和015 [シェアプレイス]

昨日のつづきで各個室のドア

久しぶりに、(何年かぶりに)いろいろな色を建築に使いました

色によって、部屋の個性が変わってきます.