バルコニー夜景 [公園前の家 OUCHI-44]
公園前の家 最終回です。
バルコニーから室内を見た様子です。
縦に細高い場所が物干しスペースで室内や外から見えずらい位置となっています。
見返しの位置から。
土地探しからの関わりで設計、監理、完成できました。
台形型の変形敷地で、接道も基準法通りには取れていない土地でしたが、色々な努力の積み重ねで完成できました。公園の緑地の魅力のおかげで、お施主様も私も良い家になることを確信して進めました。
公園の木々様様といったところでした。
石川淳建築設計事務所
夜景ダイニング [公園前の家 OUCHI-44]
ダイニングスペースから見るリビングとバルコニーです。
大きな窓を持ちますが、中庭やバルコニーの外の壁を持つことから、外から室内はほぼ見えません。
結果、ブラインドやカーテンいらずで生活できるので、開放感があります。
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夜景 天窓 [公園前の家 OUCHI-44]
天窓廻りの壁がほんのり青く染まっています。
前にも書きましたが、壁を白くすると、夕暮れ時の空の色が壁に映ってとても綺麗です。
天窓は「空の変化を楽しめるツール」といったところです。
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外から見えない物干しバルコニー [公園前の家 OUCHI-44]
物干しバルコニーです。
洗濯室から出ると、公園側のバルコニー続きの物干しバルコニーに出ます。
M型の外壁の内側で、公園側からもLDK側からも見えない位置にありまして、屋根もあるので雨かかりもありません。
こちらは洗濯室・脱衣室です。奥のガラスドアの外が前写真の物干しバルコニーへの出口です。
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洗面脱衣室・お化粧コーナー・洗濯室 [公園前の家 OUCHI-44]
脱衣室です。
カウンターは大工工事で作り、角形の洗面器を乗せたデザインです。
上部には鏡のメディシンBOXを付けています。
メディシンBOXの左側には壁付けの鏡を設置して、お化粧コーナーとしています。
見えづらいですが、鏡の両側の壁に小さなランプを埋め込み、顔の正面から光が当たるようになっています。劇場の楽屋の化粧鏡のような感じです。
さて、左の廊下状の部屋は洗濯室です。
左奥に洗濯機置き場があり、天井には物干し金物を付けてまして、さらに乾燥用にエアコンもあります。
そして、奥の扉の外は物干しベランダになっています。
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キッチンからサニタリーへの動線 [公園前の家 OUCHI-44]
キッチンの横の扉はサニタリーへのドアです。
この家の場合、1階には寝室と仕事室と図書室があり、2階はLDKとサニタリーがあります。
主に家事動線は2階で完結する形になっています
扉の中側から見たところです。
階段2段分下がっているのは、1階で図書室の天井高さは高くし、寝室と玄関の天井は低めにする事で、屋根の最高高さ制限をかわしているからです。
という事で、実はスキップフロア形式を採用した断面計画となっています。
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公園に面したバルコニー [公園前の家 OUCHI-44]
公園に面したバルコニーです。
東京23区内の敷地ですが、ほんとうに別荘地のような借景がいただける場所です。
M型の外壁が一部は手摺りになり、そして、公園側から窓越しに室内が見える事を防止する盾になっています。
敷地側より公園側が2mほど下がっているので、木々の半分から上が見えているような感じです。
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防音レンジフードを採用 [公園前の家 OUCHI-44]
キッチンのレンジフードは外部への音漏れと外部からの音の進入を遮断できる防音レンジフードを採用しました。
見た目は普通のレンジフードと変わりませんが、フードから外につながるダクトの中に防音チェンバーが組み込まれていて、室内で楽器などを演奏しても、外に音がもれにくい形式になっています。
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