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王宮の丘へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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シオーフォクからブダペスト南駅に戻り駅から歩いて王宮の丘へ。

「血の原」という名の公園を横断して王宮の丘へあがる階段を目指します。
前方に見えている丘が王宮の丘です。

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階段を上がって振り返ったところ。結構な高低差です。

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そしてさらに登ります。
「まだまだありますねえ」と見上げる私。

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南駅から歩いた経路で赤の点が写真撮影ポイントです。

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そして、城壁の外側に到達。
中央の階段を更にあがります。

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丘の上には一般的な観光旅行者が廻るであろう建築群が有ります。
こちらは国立公文書館。


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屋根に注目です。
ハンガリー建築のひとつの特徴は屋根面をこのように装飾する事です。
もちろん全部の建物ではではないですが、この後にもこのような建築が出て来ます。

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こちらはその横にある小さな教会です。
塔と本体がセットの構成は今まで見て来た2つの教会と同じです。

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こちらは道すがらに見つけた建築の屋根。明かり取りなのか換気なのか?
一般的な町中の建築に突然有機的な造形は他国では見た事があまりない特徴です。
この「良く分からないけどちょっと可愛らしい感じ」が私にとってのハンガリー建築の魅力です。

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このあたりの中心的建築である「マーチャーシュ教会」が見えて来ます。


石川淳建築設計事務所



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シオーフォク駅 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ブダペストへ帰るためにシオーフォク駅舎へ。
屋根の塔デザインが西欧とちがった感じを出していてハンガリーっぽいなと思いました。

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中央のドアの上はシャザロンバッタで見た時と同じように駅名ではなくて「鉄道」と表記されてます。
駅名表示を大きく掲げる日本式とはやっぱり違うんですね。

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ドアの中には有人窓口が5つあり2つだけ開いていました。
自販機が並んでいるような光景はありませんでした。

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島式ホームへ渡るため地下通路へ。
この液晶表示の時刻表は小さな駅にも必ずある印象でした。

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地下道で線路を渡って目的のホームへ。

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ホームの屋根です。
スチールの柱の上に木製の大きな梁を渡して、その上に木製のアームを載せ、さらにその上は又スチール製の屋根を載せています。

ハイブリッド式とでも言いますか、日本ではあまり見かけない形式ですね。

さて、ブダペスト南駅へ帰ります。


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シオーフォクの町とバラトン湖 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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マコヴェッツチ氏の教会を見た後は市中を散策。
町の中心に建っている給水塔です。

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塔の1階のインフォメーション前の地図です。
有料エレベーターで展望階へ上がれるようですが、我々はバラトン湖へ歩きます。

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バラトン湖岸へ到着。
湖は石灰質が多いとの事で水の色が独特です。
柵の手前が湖水浴場となっていました。

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ところで、このカットはG5Xで撮っているのですがカメラの設定が知らずうちにIso1000固定になってしまい、ザラザラでフィルムっぽい画質となってしまいました。
このまま、旅が終わるまで気がつかず、ずっとこの画質です。

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こちらは9000Dのカットなので大丈夫。

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こちらもG5XⅡのカットなので大丈夫。

で、これはUFOロボ グレンダイザーのパクリ物のようですね。昔日本にも有った機材のような気がします。

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カールマーン・イムレ通りです。
夏場は賑わった通りとガイドブックに記載がありますが3月7日は1軒も開いていません。
コロナ不況の影響で空店舗が大半の印象でした。

という事でシオーフォクの町散策は早々にブダペストヘ戻り、王宮の丘を目指すことにしました。

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シオーフォクの福音派教会と牧師の住居2 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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イムレ・マコヴェッツチ財団のHPによると教会の他牧師の家も併設との事。
このカットは住居棟の屋根の天窓らしき部分です。


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教会裏側の立面側の中央にも大きなドアがあり、正面の「口」の部分と対面してドアがある配置。
右に見切れているのは住居棟のガレージ。

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こちらの側にも大きなドアがあり、4面の内3面に大きな扉があるレイアウトです。

右に見切れているのはガレージ。

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撮影中の私。

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ガレージの右側には併設の幼稚園と思われる施設がありました。

財団のHPです。
https://www.makovecz.hu/en/epuletek/siofok-lutheran-church-and-clergy-house/

室内の写真やマコヴェッツチ氏のスケッチも出ています。

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シオーフォクの福音派教会と牧師の住居 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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イムレ・マコヴェッツチ氏設計の福音派教会(ネット上にはルーテル教会との記載もあります)です。
顔を思わせる教会正面。

小雨だったためレンズに水滴が付いてました。撮影時気がつかず・・・
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「口」に見える部分はドアとなっています。

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羽の様な装飾は木製の様です。

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設計はハンガリーがまだ社会主義時代の1986年との事です。

シオーフォクの姉妹都市であるフィンランドのオノウル市のルーテル教会が木材や家具を贈り物として建設を援助。内部ディテールは(残念ながら入れませんでした)ノルウェーの中世の木造教会を彷彿させる とイムレ・マコヴェッツチ財団のHPに記載がありました。

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ハンガリーでは3月に桜開花 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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シオーフォク(Siófok)へ向かう車窓です。

田園地帯の合間に桜らしき木が見えます。

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そしてバラトン湖が見えて来ます。

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駅に到着。

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駅前の道を数分歩くと桜の木の生えている公園が見えて来ます。
撮影時は3月7日なのですが、日本よりだいぶ早く咲いていました。

で、桜の木の向こう側に目的の教会が見えてきます。

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到着です。


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シオーフォク(Siófok)へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ハンガリー2日目は1日目と同じブダペスト南駅へ。

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シオーフォク行きはこの日もイムレ・マコヴェッツチ氏設計の教会を見るため。

中欧ヨーロッパ最大の湖であるバラトン湖岸の町シオーフォクは高級リゾート地との事です。

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前日キップ売り場を探して少々苦労しましたが2日目は慣れて自動販売機が並んでいる所も発見できました。

ちなみにハンガリー国民はスマホのアプリ等で乗車するようで、自販機や窓口に並んでいる人はほぼ居ません。

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2日目ともなると行動に余裕が出まして、駅内を散策です。
古い電気機関車が展示されていました。

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今回は乗り間違えの無いように念入りにチェック。
オレンジ色の顔の右の列車に乗り込みます。

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2等車に乗車。

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窓ガラスの刻印が天地逆になってました。

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出発後の車窓。
貨物列車と併走。

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ハンガリー建築旅行2日目 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ブダペスト到着日を0日目(夜到着なので)として2日目の朝です。

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宿泊室の窓の外の風景。

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ホテルの朝食レストランは地下にありました。

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4泊3回の朝食タイムです。 我々の他には数組のお客さんがいる日もあれば他に誰も居ない日もありました。

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ラウンジコーナーもありました。


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フロントへ上がる階段。

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ホテル外観。
この日は前日同様に南駅へ移動してブダペストから電車で1時間20分ほどのシオーフォク(Siófok)へ向かいます。

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ブダペスト4泊したホテル [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ブダペストで4泊したホテルの部屋です。
写真を撮ったのはハンガリー入りした当日の夜で入室と同時に撮影しました。

Booking.comで探したのですが、お手頃価格のホテルは今風に改装してる所が多い中ここはクラシカルなデザインだったので見つけて即予約しました。
天井が高くで気持ち良いです。

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浴槽があるって日本人には重要です。

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冷蔵庫に入っていたスパークリングワインです。
部屋の備え付けは高いイメージがありますが、1本4ユーロなので吞んじゃいました。
とても美味しくて、結局毎晩吞んでしまいました・・・

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部屋のドア。


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廊下です。

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日本と違って縦穴区画(階段区画)が無いので下階の中廊下の半層上を階段踊り場が廻っていて面白いです。(建築君だけがわかるネタで恐縮です)

石川淳建築設計事務所


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土木遺産のセーチェーニ鎖橋 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ドナウ川沿いに名所のセーチェーニ鎖橋までマルギット橋から歩きました。
この一帯は東欧のパリと言われ世界遺産になっていますが鎖橋は土木遺産として是非見たいポイントです。

鎖(くさり)橋の向こうの丘には王宮(現・国立美術館)が見えます。

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この橋はブダ地区とペスト地区を1849年に初めて恒久的に結んだ橋で設計者はウィリアム・ティアーニ・クラーク。

ハンガリーの国内道路は橋のブダ側の0キロメートル点から始まっています。
日本で言う所の「日本橋」と同じですね。

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吊り橋形式の「くさり橋」ですが、ワイヤー式が普及する前の構造形式で、スチールのプレートの両端に穴を開けてピンで連結するチェーンのような方法でつながった物を並列に束ねて引っ張りに耐えている形「アイバーチェーン」です。

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ピンで貫かれたプレートのディテール。

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さて、鎖橋をわたりブダ側の川縁を歩いて国会議事堂の正面へ。
やはり建物芯で撮りたい被写体です。

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再びマルギット橋に戻って来ました。
マルギット橋からペスト側護岸を歩いて鎖橋を渡って1時間20分ほどで1周できました。

結構クタクタ。
ハンガリー建築旅行の1日目はこれで終了して宿に帰りました。

石川淳建築設計事務所




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