小川さん撮影の椅子配置 [A-annex 医院の増築]
今日の2カット共ブログ初出写真です。
撮影は元新建築写真部部長の小川重雄さん。
竣工写真時は家の中がからっぽで家具が少ない事が多いのですが、椅子2脚だけを使って人の気配を演出して撮るのが小川流。
こちらの夜景は2010年にブログアップした写真よりも明るめ夕景の仕様。
一応ブログ初出です。
ということで、医院に増築で建てた住宅、A-annexでした。
石川淳建築設計事務所
医院の増築 再び ソファー搬入後つづき [A-annex 医院の増築]
昨日に続きブログ初出の写真で2009年竣工のA-annex リビング写真です。
これは新建築の住宅特集の取材立会日に私が撮ったカットだったと思います。
住宅特集は2010年の11月号でした。
石川淳建築設計事務所
医院の増築 再び ソファー搬入後 [A-annex 医院の増築]
今日・明日の2カット分見つけました。
ブログ初出の写真で2009年竣工のA-annex リビング写真です。
黒い枠のガラス引き戸の中は愛犬のためのトリミングルーム。
こちらは2009年ブログに掲載している入居前の様子。
こちらも2009年掲載の外観写真です。
石川淳建築設計事務所
医院の増築・最終回(適判物件) [A-annex 医院の増築]
医院の増築、最終回です。
設計依頼を頂いたのが2007年の5月のこと。
建築基準法の改正が6月に行われ、最悪の混乱が始まりました。
この物件もその波に飲まれ、構造設計に割かれた時間は相当な物でした。
結局竣工は2009年11月になりました。
第三者機関による構造の適合判定がかかるため、その適判審査機関と下打ち合わせを行い、
どの審査機関に出せば、スケジュールが最も短縮できるか検討し、時間を費やしました。
適判審査の順番待ちだけでも3ヶ月がかかり、その後審査が数ヶ月。
こんな事では日本のGDPが下がってしまったのも納得です。
今後は合理的な法改正とそのハンドリングを期待しますが、現在の住宅エコポイントの混乱を見ると、またか・・・とため息が出ます。
石川淳建築設計事務所
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東京都中野区で住宅の設計を中心に行っています。
シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。
外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を得意としていて、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。
また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。
さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
医院の増築・看板としての外観 [A-annex 医院の増築]
内部のご案内を終わって、再び外観。
大きな通りに面した場所に建っていますので、外観は医院の顔となるように清楚で、サインとして目立つ事を目指しています。
夕方からは間接照明の白いで「看板」としての外観を照らすようにしています。
医院の増築・屋上テラスに面する浴室 [A-annex 医院の増築]
浴室の様子です.
空の見えるインナーバルコニーに面した、浴室と洗面脱衣室です.
バルコニーに面する窓は、引き違いと3本引きの既製品アルミサッシュ(寸法はオーダー)をはめ込んでいて、大きく開くことができます.
医院の増築・透明床 [A-annex 医院の増築]
3階には天窓を配置。
この光を透明床を通して2階へ落とします。
写真は2階で照影を付けたところ。
下逆に下から明かりがもれます。
ところで天窓はコスト検討と漏水の安全性から住宅用の既製品を使っています。
医院の増築・3階 [A-annex 医院の増築]
3階のスペースです。
透明のエレベーターのある白いスペースです。
もともとは、お施主様のご希望から透明のエレベーターにしたのですが、インテリアの核となる存在となりました。
医院の増築・2階への階段 [A-annex 医院の増築]
右下にキャプションがありますが、小川重雄氏の写真です。
キャプションが無いものは事務所で撮影した記録スナップです。
さすが、設計者が気がつかない構図、光で撮ってもらえます。
小川重雄氏は新建築社の写真部長を長く務められた方です。