バカ穴補修するRC造の天井 [麻布十番コーポラティブ]
こちらの写真は天井の打放シにクリア塗装をする前の様子。
コンクリートのマンション等の場合、部屋の天井には工事するときに使う「バカ穴」という穴があります。下の階から工事をして上がってゆくので、型枠などをはがした後に、上の階へ上げるために工事中使う穴を床(天井)のスラヴに開けるのです。
当然完成時にはコンクリートでふさぐのですが、そうすると素の打放シはできなくなり、結果的に補修打放シになります。
今回、補修打放シが本物の打放シに比べて色や素材感が平坦過ぎるということで、完成後にクリア塗装で少し黒っぽく色づけする事になりました。
こちら昨日UPした写真ですが、黒っぽく色づけして存在感を出したものです。
塗装前と塗装後、見比べてみてください。
石川淳建築設計事務所