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施主の山越健造氏が第1回東京パークガーデンアワード代々木でグランプリ [日常]

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今日も早くも金曜日。
さて、写真の植栽は当事務所のお施主様 山越健造さんがデザインした植栽計画です。
代々木公園のオリンピック保存宿舎の前の通りにあります。

「第1回東京パークガーデンアワード代々木」は2022年10月に植栽して23年11月に審査が行われまして、そのお知らせを山越さんから受け取りました。
上の写真は2023年の春に見学へ行った時のもの。

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こちらはプレス発表の資料です。



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こちらも去年の5月の様子です。

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こちらは今年の5月12日に改めて見学へ行った写真。
写真に2つ写っている木で造作された「虫のためのホテル」が私はお気に入り。

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「虫のためのホテル」

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宿泊客来てました。

石川淳建築設計事務所


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マコヴェッチ氏設計パクシュの教会つづき [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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イムレ・マコヴェッチ氏設計のパクシュのカトリック教会の造形をお楽しみください。

裏側です。
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裏手の入り口。
シオーフォクで見た福音派教会も正面入り口の対称側に入り口がありました。
財団のHPでプランを見ると、裏手のドアから入ると個室が左右にあり、そこを抜けて礼拝堂へ入る様です。

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礼拝堂前から塔を見上げます。
塔と礼拝堂は完全に分離して建っています。

石川淳建築設計事務所


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パクシュのカトリック教会 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ブダペストから119キロの位置にあるパクシュ(パークスとも訳されてます)のバス停に到着です。
(乗ってきたバスの写真です)

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位置関係はこんな感じです。
前日に行ったシオーフォクと距離感は同じ程度。
この後移動するカカスドも記載しました。

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バス停から徒歩で10分ほど進むと住宅地の中に見えて来ます。

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イムレ・マコヴェッチ氏設計のカトリック教会、1990年竣工。
マコヴェッチ氏の代表作です。

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マコヴェッチ財団のHP解説によると、「古代の標識を空間表現した形」との事です。
塔とドーム型の礼拝堂の組み合わせは今まで見て来た教会と同じ構成です。

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エクスナレッジの建築案内本によると「マジャール人の世界をイメージさせる」とあります。

マジャールとはハンガリー後でハンガリー人を意味します。
ロシアのウラル山脈近くに住んでいた民族で遊牧生活をしなが西へ移動して来て、フランスやイタリヤあたりまで進出していましたが、ドイツのザクセン王朝に敗北して現在の地に定住したとの事です。

石川淳建築設計事務所


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ハンガリー長距離バス乗るなら必見 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ハンガリー3日目は音楽の家を後にして市民公園を徒歩で北上してトラムの1番の駅へ。

写真は公園の中を移動中の模様。

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この日は市民公園まで徒歩で建築を数件見て、昼前から長距離バスでパクシュ(Paks)とカカスド(Kakasd)にあるマコヴェッチ氏設計の建築を見に行きます。

ホテルから歩いて市民公園を横断してトラム1番に乗り環状道路をネプリゲト長距離バスセンターへ向かいます。

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こちらがバスセンターで、地下1階のホールに有人のチケット売り場がありました。
で、ここまではネットや地球の歩き方に書いてあるですが、ここからが問題。

我々はブダペストからパクシュで一旦下車して建築を見学した後、再乗車してカカスドへ行きたいのですが途中下車から先の分はここでは買えない模様です。
再乗車するときに運転手へ直接現金かクレジットカードで払う形式との説明です。

で、ネットや案内本ではバスはあまり混んでない、という前情報と1本前に出発したバスが空いていたため出発時間までベンチでくつろぐ事に。

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これがチケットでパクシュまでは2時間20分ほどの距離で1人2200フォリント(1100円)

それで、時間になって乗り場へ行くと、なんと長蛇の列です。
これでは絶対乗りきれない、と思いつつやむなく後ろへ並んでいると、またしてもハンガリーの好青年がハンガリー語で話しかけてくれました。
おそらく・・・「そのチケットを買った人は優先搭乗できるんだよ」との事。

長距離バスの乗車方法は・・・
1)ターミナルでチケットを買う・・これ我々の方法
2)スマホでチケットを買う・・これは1より割引きがある分、乗車の優先順位が低い
3)バス運転手に現金やカードで払って乗る・・これも満員なら乗れない

といった具合だったのです。
ハンガリー好青年は我々が先に乗ったら自分は乗れないかも知れないのに教えてくれました。
初日に電車で教えてえくれたハンガリーカップルに続き、なんて親切な国民なんだろうと感謝しつつ列の最前列へ繰り上がって乗車できました。

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草原の中の高速道路を進みます。

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途中の田舎町では人々が下りたり、乗ったり、小さな街では学生が沢山乗って来て、又大きめの街で下りて行きました。

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音楽の家2階へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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昨日に続き藤本壮介氏設計のブダペスト音楽の家です。
写真は最上階から階段見下ろしで、地下まで写っています。

ガラスのサインが真ん中につり下がっています。
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1階から階段を見上げ

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天井際

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金色の葉っぱの真横から。
このような仕上げの時は裏側が見えて、その仕上げ程度が気になります。
しかし、ここではあまり気になりませんでした。

商業的な飾りに見えてしまいそうな金色の葉っぱは現地で見るとちゃんと建築的な建物の一員となっていました。

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最上階です。

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最上階には屋根から貫通した光井戸が1階まで突き抜けています。

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小スタジオや会議室などが配置されているようです。

ということでハンガリー音楽の家の見学終了。
「久しぶりに現代建築で力作を見た」と思いました。
特に森の中で見上げると金色の葉っぱが一面にあるアイデアはオリジナリティーを感じますし詩的でもあり素敵でした。

コロナでハンガリー旅行が数年遅れましたが、そのおかげで2021年竣工のこの建物を見る事ができました。

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人研ぎの階段・手摺り塗り分け [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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階段を下りる私です。
ISO1000のザラザラ写真で恐縮です。

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さて、階段の段板はこの大きさですから人研ぎのテラゾーなのかと。
昨今の欧州の床の流行は大判で継ぎ目無くコンクリート調やモルタル調、又はテラゾーのような無機質で均一な仕上げです。
日本もそれを追っかけて、最近はそちらの方向です。

階段手摺りは1階は黒で地階は白。
どこで塗り分けているのか・・・・

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やりますね。
さすが。

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地下のホワイエです。
学生達が見学に来ていました。
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階段下には造作ベンチです。
ペラペラの力板が緊張感をもたせてました。

ここも、階段の下の低い所の角に頭をぶつけないように配慮したデザインです。

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音楽の家の地下へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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1階は全体がエントランスホールで、ミュージアムショップやレストランがありました。

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天井には2階を貫通したボイドがあり空が見えます。

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螺旋状の階段が地下と2階をつらぬいています。

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まずは地下へ。

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今年もJapan Brand Collection Architects Best100に掲載 [日常]

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今日も早くも金曜日。

今年もJapan Brand Collection Architects Best100に住宅が掲載されました。
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今年はハコノオウチ19 3世帯レジデンスです。
書店で是非!

石川淳建築設計事務所


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ブダペスト音楽の家へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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昨日に続き藤本壮介氏設計のブダペスト音楽の家です。

藤本氏と言えば大阪万博の木造リングの設計者です。
氏の建築を生で見るのは初めてですが、この音楽の家は相当良いです。
万博のリングも完成すれ世間の言い様も変わるのかも知れません。

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左のガラス壁に使われているガラス板は欧州では最大級の高さ(寸法が)の物だそうです。

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屋外の小劇場につかえる階段状の造作。

さて、金色の庇が浮いている形状は以前バルセロナで見た蚤の市の建築を思い出しますが、
https://jun-ar.blog.ss-blog.jp/2018-02-03

あちらは金色の庇だけで、地下の様子を映す鏡として表現されています。
こちら音楽の家は庇の中には音楽スタジオなどが内包されています。

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上から。

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10時になって開館、入場です。

石川淳建築設計事務所


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藤本壮介氏設計の音楽の家 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ブダペストの市民公園の中。
民俗学博物館先には日本の藤本壮介氏が設計した「音楽の家」 ハンガリー語Magyar Zene Házaがあります。

竣工は2021年。
設計コンペは2014年に発表され藤本氏の案が選ばれましたが、その斬新な案のため完成前に多くの権威ある賞を受賞したとの事。

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ちなみに建物のあるブダペスト市民公園は公共公園のリニューアルプロジェクトとしてヨーロッパ最大級の文化的都市開発リゲ・ブダペスト・プロジェクトとして整備が進んでいるとの事です。

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大きな庇が浮いたようなデザインで軒下面には金色の「葉っぱ」を模したピースがちりばめられています。
写真の左奥には屋外ミニコンサートの出来る階段状の構造物があり、その周りは植栽で丘のように整えられています。

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庇には所々穴があり、樹木が貫通しています。

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会館時間前に到着しましたが、1時間ほど待って(実際はその間に民族博物館の外観を見てました)入館することにしました。


石川淳建築設計事務所


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