既製品の洗面台を使用 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
親世帯のサニタリーです。
浴室は在来工法でタイル貼りとしていまして、換気性能の良い高窓を取り入れています。
といってもこの部分は半地下の部分ですので、窓は高窓にしないと取り付け出来ないという条件もありました。
さて、お施主様のご希望もありまして、私としては珍しく既製品の洗面台を使用しています。
使いやすくリーズナブルに出来ていて、工業製品恐るべし、ですね。
エアコンやキッチンもそうですが、建築の中に工業製品が入った時にどう見えるのか、が問題で、「家具」としてデザインされている既製品は建築に馴染みますが、「工業製品」としてデザインされている物は建築の中で浮いてしまいます。
後者の場合は使う際には主要な部屋に工業製品の顔が出てこないように配慮して計画するように心がけています。
石川淳建築設計事務所
障子のある寝室 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
親世帯寝室は畳を敷いた和室です。
窓の外は道路に面したベランダになっていますので、障子を付ける事となりました。
格子の割り付けを何案かデザインして、お施主様に選んで頂き、この割り付けに決定しました。
ちょっと引いた写真がこちら。
左は納戸、右がサニタリー入り口の引き戸。
畳の右の板の間部分に持ち込み家具のタンスを置きます。
天井は木目にすると暗くなるので、白のクロス貼りとしていまして、照明器具も私としては珍しくシーリング照明を取り付けています。
石川淳建築設計事務所
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東京都中野区で住宅の設計を中心に行っています。
シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を取り入れ、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
左前の襖戸の和室 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
和室の引き写真です。
正面が押し入れと仏壇置きスペースで左の引き戸内がサニタリー、右のシナ合板引き戸内は納戸になっています。
通常はフスマ戸は右前に作りますが、今回は引き違いの押し入れ引き戸を仏壇の前まで引いて、全開できるように工夫しています。そのため、扉と壁との隙間ができないように左前フスマ戸をセットしています。
引き違いの押し入れは扉が交差する真ん中には常に扉が残って使いずらいので、これを改善するためのアイデアです。
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シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を取り入れ、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
キッチン通り抜け [二世帯住宅ハコノオウチ05]
キッチンを通り抜けて親世帯寝室です。
面積をコンパクトにするためにもキッチンと廊下を兼ねていますが、寝室からすぐに台所へ立てるメリットも考えています。
寝室側からは引き戸でキッチンを閉められるようになっています。
石川淳建築設計事務所
親世帯キッチン・廊下を兼ねました [二世帯住宅ハコノオウチ05]
ハコノオウチ05の親世帯キッチンです。
キッチンの場所は写真右の開口の中。
クローズタイプのキッチンですが、このキッチン部分を通り抜けて寝室やサニタリーへ抜けます。
少人数で使う親世帯はキッチンは開放形の必要が無いため、廊下とキッチンを兼ねた形として、リビングと寝室からすぐに使える位置に配置しています。
今回のキッチンはクリナップ製で薄いベージュの木目を選定されました。
安全性優先でIH式コンロ採用です。
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建ペイ率外の部分 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
ハコノオウチ05は法令的に地下1階+地上2階となっていますが、建ペイ率が厳しいところなので、出来るだけ室内を広くしようと細かいアイデアを盛り込んでいます。
写真の壁の引っ込み部分ですが、地上面から高さ1M未満に抑えて建ペイ率の除外部分になるようにしています。
テレビを置くためのスペースで、黒のカウンター下はDVDやその他の収納部分にしています。
敷地の形なりに張り出していますので、黒のカウンターも微妙に台形型となっていて、上部は天窓が取り付けられていて、奥の壁は明るくなりように計画されています。
ちなみに左の開口に入るとキッチンです。
石川淳建築設計事務所
借景を切り取る窓 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
親世帯リビングの奥から窓を見ます。
右の引き戸の先が玄関で、引き閉めることができ、手前の見切れている開口がキッチンです。
正面の窓は取り付け位置を高くして歩行者が見えないようにしていることと、室内からは隣地の桜の木が見上げられるような位置関係になっています。
LO-E硝子ですので外から見ると反射して内部が見えにくりですが、中からだと特に光が弱くなっているような感じはありません。
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空がある1階リビング [二世帯住宅ハコノオウチ05]
1階親世帯リビングから玄関方向を見ます。
左の大窓は道路側のファサードにあった正方形の大窓で、1階リビングに採光と外の眺望をもたらします。外の道路から距離も短いことから、窓の下端の高さを道路面から1.5Mほどとりました。
結果、通行人の視線が室内の人のいる高さにはいらないようになり、プライバシーが確保される事と、室内で通常座っている時には、窓外道路対岸の大きな広場に立つ桜が見え、また空が大きく切り取られて見える事をねらって設計しました。
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玄関入って親世帯リビング方向 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
玄関ホールに立つと、親世帯リビングが開けます。
写真に写っていませんが、すぐ左側にトイレのドアがあり、写真の梁下を抜けると親世帯リビングです。
右の窓はファサードにあった大きな正方形の窓で、主に眺望を取るためのFIX窓。
正面の縦長窓が換気用の窓です。
方位は正面が南ですが、隣家が迫りますので換気用窓のみを付けています。
換気窓は二段に分かれていますが、下窓の下端が土台の位置で、その下は地面の中になります。
意匠的には縦長窓でつなぎたいところですが、3層構造の木造の安定性を優先して、窓の間に梁を通しています。
石川淳建築設計事務所
親世帯玄関 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
二世帯住宅のハコノオウチ05の親世帯玄関です。
1階は建物裏側が半分地面に埋まっているため高基礎としていて、左の黒のラインの位置が基礎の上端で、ドアの付いている壁も基礎の上端は同じ高さです。
デザイン上白の壁を基礎の外側にかぶせて下ろすことで基礎が低いように見せています。
ドアの左上横にあるのは縦口のポストで、構造の安定性を優先した結果、基礎コンクリートの上に作りました。そのため普通のポスト口よりちょっと上に付いています。
玄関を開けたところ。
左には作り付けの靴入れで、ポストの郵便は吊り戸棚の中に出てきます。
ポスト口とスポットライトとインターフォンを縦位置で合わせたいところですが、室内での郵便の箱の処理を考えるとドア左側が良いし、ドアは左吊り元なのでインターフォンは左にうつせず。悩みましたが、ここは機能優先で位置を分けました。
室内に入ると、墨モルタルの土間から段差3センチほどの上がり框で靴を脱ぎあがります。
1階親世帯の床はバリアフリーを意識して設計しています。
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タグ:二世帯住宅