階段の工夫 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
2階の個室から廊下へ戻り階段室部分へ、正面壁を右に曲がると3階への階段です。
階段の1段面は壁から少し飛び出した「ベロ」のようになっていますが、デザインでそうしている事もありますが、壁から壁の通路の有効幅を確保するために段鼻から引っ込めた位置に開口幅を広げる意味もあります。
直角に折れ曲がった3階への搬入経路を少しでも広く取るための工夫を、デザインも含めてまとめています。
石川淳建築設計事務所
脱衣室・メラミン木目貼りのキャビネット [二世帯住宅ハコノオウチ05]
ハコノオウチ05の2階脱衣室です。
カウンターとキャビネットは珍しく塗装でなくてメラミンシート貼りとしています。
プロダクトデザイナーのお施主様のご希望です。
濃い木目でシックな感じです。
マンションの設計では良く利用するシート貼りですが、戸建てでは初めて使いました。
石川淳建築設計事務所
新形のTOTOハーフユニットバス [二世帯住宅ハコノオウチ05]
2階に作ったサニタリーです。
防水安全性を優先してハーフユニットバスを使用しましたが、TOTOのハーフユニットバスが2013年半ばにモデルチェンジをしましたので、それを初めて使った物件になります。
以前のハーフユニットは浴槽が楕円型のものでしたが、新形は写真の長方形型とひょうたん型を選べます。浴槽の樹脂の質感もアップしました。
上半分は在来工法で作り、壁は20センチ角タイルで仕上げ、強化硝子のドアとFIX窓で脱衣室と仕切ります。照明は防湿型のLEDダウンライトをお施主様ご自身で選定しました。
窓は高窓の滑出しとして換気と採光を重視し、隣家から見えないように設計しています。
石川淳建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京都中野区で住宅の設計を中心に行っています。
シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を取り入れ、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
収納廊下 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
2階の廊下です。
廊下にはサニタリーと2つの個室と中間階納戸がありますが、廊下自体の壁面はクローゼットと洗濯機置き場となっています。
写真正面の小さな開口が中間階納戸でその右側に洗濯機置き場があります。
左の収納ドアの切れ目が差にターリー入り口。
白の扉と白の床天井で仕上げ、窓が無い廊下ですが、サニタリーの框ドアから漏れる光で真っ暗にはならないようになっています。
収納を開けたところ。
個室内部には収納をあまり取らず、ご夫婦それぞれのクローゼットをこの廊下に備えました。
石川淳建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京都中野区で住宅の設計を中心に行っています。
シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を取り入れ、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
2階 子世帯個室フロアへ [二世帯住宅ハコノオウチ05]
1階から2階へ上がり、左の開口をくぐると二つの寝室とサニタリーと納戸のある個室フロアになります。
黒のドアはトイレで、3階はLDKとルーフバルコニーだけにしてトイレは2階の寝室のあるフロアに収めました。
トイレ内部です。
3階への階段の下を有効に使った空間です。
黒の収納家具はお施主様自ら設計した物で、開き方が凝った作りになっています。
石川淳建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京都中野区で住宅の設計を中心に行っています。
シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を取り入れ、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
階段の色 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
1階から2階への階段の見返しです。
階段の色は白か黒か、現場で光の状態を見ながら直感で決めていきます。
木の集成材に塗装仕上げなので、もちろん使用しているとはがれることも有りますが、そこは塗装の良い点で、上から塗ってしまえばすぐに新品同様。
今回はお施主様が工業デザイナーなので、色決めも一つ一つ相談しながら決めてゆきました。
石川淳建築設計事務所
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京都中野区で住宅の設計を中心に行っています。
シンプルな住宅デザインが得意でイエ型の「OUCHI」シリーズと箱型の「ハコノオウチ」を作っています。外観は無駄を省きながらデザインされた白の外壁に、考え抜いて窓の配置を行い、内部のプライバシーを最大限確保しながら設計します。また内部はスキップフロアや地下室、ロフトといった立体的な空間構成を取り入れ、都市の住宅ならではの厳しい敷地条件をクリアしながら自然採光と自然換気を獲得した住空間を提案しています。また、猫や犬と住む家の作例も豊富にあり、テレビ、雑誌等で紹介されております。さらに近年期待の高まるデザイン性の高い二世住宅への改築、増築、リフォームなども設計しております。
黒の階段 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
1階から2階へ上がる階段です。
木製集成材を組んで作った木造階段ですが、法令上地下1階、地上2階建てのため階段に対する防火規定がかからず、シンプルに木の階段とする事ができています。
登り切って右の開口へ進むと寝室やサニタリーのある2階へ。登り切ったさらに先の開口右は3階への階段です。
石川淳建築設計事務所
子世帯玄関続き・収納 [二世帯住宅ハコノオウチ05]
子世帯玄関を玄関ドア側から見ます。
正面の白い小扉が親世帯へ抜けるドアですが、ハンドルなどを付けず、壁に馴染ませるようにしています。
右手前のドア内は・・・
コート掛けと小さな棚、傘置き場などの収納です。
石川淳建築設計事務所
子世帯玄関へ [二世帯住宅ハコノオウチ05]
子世帯玄関へは親世帯のサニタリーから入れる内ドアがついています。
基本的にはここを使って他世帯へ移動する事は想定していませんが、二世帯住宅は法令的に集合住宅とならないように内部でつなぐことが必要でそのための通路といった意味合いです。
ここをふさいだ場合は、この住宅の場合法令的には「長屋」あつかいになり、防火性能などを共同住宅あつかいで作る必要があります。
さて、玄関タタキは趣味の自転車を収納できるように少々広め。
正面の白のドアが玄関ドアで、右が靴入れ。
黒の階段を上がってゆくと2階3階の子世帯住戸へつながります。
こちらのドアが、前写真のドアの外から見た様子。
親世帯和室の隣が玄関で、和室のバルコニー開口と、2階の子世帯寝室と窓の形状を合わせたデザインとしています。
石川淳建築設計事務所