リビングアクセスの家 子供室を横切る階段 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
今週は、おおたかの森に春完成した2階リビングアクセスの家「オウチ19」の竣工写真を再開します。
写真は玄関から2階のリビングへ登る階段の踊り場から下を見た様子です。
右に玄関ホールが見え、左には子供室を上から眺めます。
子供室へは別の階段でリビングから行きますので、登りの白い階段からは行けません。
工事着工前に、現場監督さんから「大変です。子供室へ行けません!」と電話がかかってきました。
珍しいプランなのでびっくりされたことでしょう。
リビングアクセスの家 玄関墨モルタル土間 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
おおたかの森に完成したオウチ19の玄関です。
玄関を入ると白い階段が2階へ伸び、リビングへ直接登る動線となっています。
写真はその階段を上り見返したところで、玄関土間はいつもの墨モルタル金ゴテ仕上げ。
靴入れの白い扉の上は黒い階段が見えています。
この階段は2階のリビングから1階の寝室へ降りる階段で、玄関を見下ろす形で左の壁の開口へ入っていきます。
右の黒い玄関扉の上は外観にあった大きなFIX硝子のまどで、ここから東の光を取り入れています。
明日(2011.07.26)から小笠原諸島出張のためオウチ19の次のご紹介記事は8月1日ブログになります。26日から30日までは島の現場の様子などをお伝えする予定です。
リビングアクセスの階段 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
玄関を入るとモルタル土間があり、リビングアクセスのための白い階段で2階へつながります。
階段は右に折れ曲がりながらリビングへ。
天井は2階リビングの一角にあるパソコンスペースの透明な床になっています。
仕上げはいつもと同じ白のクロス貼りに階段は塗装によるしあげ。
手摺りも製作で作ったスチールパイプにSOP塗装です。
おおたかの森・リビングアクセスの家 玄関ポーチ [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
玄関ポーチ付近のアップです。
黒いヒサシを折り曲げて壁にしたようなデザインです。
これは、隣地に住宅が建った時に玄関の中が丸見えにならないようにするためのものです。
ヒサシの上には明かり取りの硝子FIX窓があります。
実は半階上がった1階廊下からこの窓を通して外部の様子をかいま見れるようになっています。
おおたかの森・リビングアクセスの家 玄関スロープ [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
おおたかの森のリビングアクセスの家です。
玄関は建物右側にありまして、地盤と玄関土間の高さの差はスロープで解消しています。
普段は階段で解消する事が多いですが、今回は自転車置き場が建物の裏手にありますので、玄関ポーチをくぐり抜けて裏側まで自転車を押していけるような計画にしています。
右側の土の出ている地面は右隣の隣地になります。
オウチ型の外観 オウチ19 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
現在隣地が空き地になっています。
そのため、東側はがらんと空いているので建物写真もこのように全景を引きで撮る事ができます。
正面は3本のスリット窓で、建物の玄関は向かって右の東隣地側にあります。
黒い壁の中が玄関で、隣地に建物が建っても玄関ドアから中が見えすぎないように配慮し、壁の上は硝子FIX窓で、明かり取りになってます。
竣工写真は小川重雄さんです [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
今回は竣工写真を小川重雄さんに御願いしました。
小川重雄さんは新建築社で写真部長をされていた人で、今は独立されています。
以前から飲み会などでお話をさせていただいていて、とても気さくで楽しいお人柄です。
お付き合いのある写真家さんは、皆それぞれ個性があり、写真も違ってきます。
同じ建物ですが、自分でとる写真、写真家さんがとる写真、雑誌社がとる写真と変わってきます。
また雑誌社さんによっても違いがあり、設計者自身も建物の新しい一面を発見することもあります。
おおたかの森・リビングアクセスの家 スリット窓の外観です [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
おおたかの森・リビングアクセスの家の外観です。
お施主様は当事務所で設計したオウチ6をWebや雑誌で見ていただき、設計のご依頼を頂きました。
オウチ6は斜め窓の外観と、ワンルーム的なリビングを持った家です。その要素をこの家でどのように展開するかがテーマとなりました。
外観は今回もオウチシリーズの特徴「切妻屋根」の形です。
周辺はURの開発地域で、これから近隣がどのように変化してゆくかわからないところです。
大きな窓を作っても、その方向の景色は変わってゆくかもしれません。
そこで、控えめな横スリット窓を換気と眺望を見るために取り付け、補助の光は天窓から入れる方式としました。
おおたかの森・リビングアクセスの家 [オウチ19・おおたかの森・リビングアクセスの家]
今日からは2011年春に千葉県流山市のおおたかの森で竣工したオウチ19・リビングアクセスの家をご紹介していきます。
竣工時はまだ桜の咲いていた頃ですので、季節違いですが、桜と一緒の写真です。
おおたかの森駅の近くではオウチ4に続いて二軒目。
今回の大きなテーマは眺望の良い2階をワンルーム的なリビングとし、家族が帰るとみなリビングを通って個室に向かえるような計画にしています。
木造2階建てなので、1階の玄関から2階のリビングを通って1階の個室に向かうようにするには一工夫が必要になります。