造作テレビ棚 [室内エンガワのある家 オウチ51]
今回もリビングには大工工事でテレビ棚を作りました。
設計時は家具を買って置く予定でした。
中々ピッタリの寸法の物が見つからないと言うことで、急遽追加工事で製作しました。
右の開口奥はトイレと手洗いスペース。
石川淳建築設計事務所
ペニンシュラ形キッチン [室内エンガワのある家 オウチ51]
ペニンシュラ形(半島形)キッチンの形式です。
排気の誘導に有利なのでレンジフードとコンロを壁側に配置。
リビングに表面を見せたくない冷蔵庫は奥にスペースを取りました。
背面側はカウンターのみ造作。
下に分別物置などを置いてもらう形式です。
キッチンに立つとこんな感じに玄関ドアまで見渡せます。
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イケアの棚をダイニングに使用 [室内エンガワのある家 オウチ51]
対面キッチンを前から見ます。
カウンターの下の白い棚はイケアの製品棚です。
高さを調べておいて、ピッタリになるよう造作で黒いカウンターを設置。
造作で作って塗装するよりは工期短縮できて、可動棚の製品精度も良いです。
キッチンの奧の壁側には造作カウンターを作りました。
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ガラスFIXの大窓 [室内エンガワのある家 オウチ51]
庭から見るリビングの大窓です。
左側にテラスドア、右側は滑出しの換気用窓。
真ん中2枚ははめ殺し窓です。
防火指定無しの地域と言うこともあり、大窓を実現。
室内から見た様子。
ちなみに大型のFIXガラスは重たいため搬入費が高いのですが、ここは道路が目の前、と言うことで思い切って採用しました。
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人工芝を使った庭デザイン [室内エンガワのある家 オウチ51]
リビング南側の庭です。
道路対岸の隣地のGLがこちらよりも4mほど上がっています。
さすがにそこからの視線はカットできませんが道路の歩行者からの視線カット用に高さ1.9mの木塀を巡らしています。
今回はリビング前に玄関土間を配置する事から庭の仕上げに芝生を選びました。
デッキベランダが思い浮かぶところですが、そうすると土間スペースよりもデッキ仕上げ高さが上がってしまいます。
そこで、今回は地面に直接敷き込める人工芝を提案し、小さなお子さんが裸足でも遊べるイメージに。
人工芝なら手入れも楽々です。
塀側には植栽をして、手前に階段状の木製ベンチを作りました。
木々が育てば対岸の隣家の視線もカットできるかもしれません。
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吹抜代わりの透明床 [室内エンガワのある家 オウチ51]
1階の天井には2階を見渡せる透明床を配置。
「ワンルームのような小さな家が欲しい」というお施主様の要望から、この家は面積がコンパクトです。
そのため、吹抜で面積を消費しないように透明床を使って上下階のつながりを作っています。
もうひとつの役割は2階の天窓からの光を導く事。
敷地南側はひな壇状に標高が上がっているので、南側隣家の玄関前に目の合ってしまう窓を2階には設けずに天窓採光にしました。
その天窓の光が、季節や時間によって1階まで射し込む仕掛けです。
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