吹抜代わりの透明床 [室内エンガワのある家 オウチ51]
1階の天井には2階を見渡せる透明床を配置。
「ワンルームのような小さな家が欲しい」というお施主様の要望から、この家は面積がコンパクトです。
そのため、吹抜で面積を消費しないように透明床を使って上下階のつながりを作っています。
もうひとつの役割は2階の天窓からの光を導く事。
敷地南側はひな壇状に標高が上がっているので、南側隣家の玄関前に目の合ってしまう窓を2階には設けずに天窓採光にしました。
その天窓の光が、季節や時間によって1階まで射し込む仕掛けです。
石川淳建築設計事務所