洗濯機置場・脱衣室 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
洗濯機置場は廊下に面して作られています。
洗濯の作業をする立ち位置を廊下と兼ねることでスペース効率を上げています。
廊下の奥から、玄関ドア、子供室ドア、トイレドア、脱衣室ドア、と続きます。
写真左の部分の洗濯機置き場にかぶる形で、黒の引き戸を手前に引くと、脱衣室の入り口が現れます。
脱衣室は作り付けの戸棚を付け、下の引っ込みの部分に除湿機を置く予定です。
石川淳建築設計事務所
子供室のベッドコーナー [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
子供室のベッドコーナーです。
巾が1mで、長さが2mほど。
右には60センチ角ほどの窓があり開けられます。
左の壁には本棚を作り付けました。
こちらは見返し。
イメージとしては、「船の船員室」といっか感じで、小さな部屋ですが工夫をして機能的に使えるように考えています。
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最小限子供室 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
子供室です。
お子さんは男の子1人で、完全一人用の部屋を各部屋の合間を縫って作り出した感じです。
面積は3畳ほどで、天井高さを使って面積を捻出する方補を取り入れて室内を一部二段式としています。
部屋の入り口で階段1段下げ、天井高をかせぎつつ、半階上のベッドスペースの下に勉強机を置く場所をつくっています。
天井高さは2階リビングの下にあたる部分が低い天井の上。ハシゴを登った上は天井を折り上げていますが、2階ではここはスキップフロアで上がった廊下部分になっています。
建物の断面構成で、川に面した長手に沿って1階の天井の高い部分を作り出し、狭さを中和できるように設計しています。
ということで、ハシゴを登って、天井の低いところをくぐり抜けてベッドスペースへ上がると、そこの天井高さは1.8Mほど確保されています。
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廊下の出窓に洗面所 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
狭小住宅では、スペースを有効に使う必要があります。
ということで、今回は脱衣室は最小限に面積を抑え、脱衣室に含まれることの多い洗面所は廊下に出しています。
右の壁に、子供室ドア、脱衣室ドア、洗濯機置き場ドア、寝室ドア とならび、この廊下が洗面所を兼ねたスペースになっています。
廊下の一部に出窓を設置。出窓は建築面積に含まれませんので、そのくぼみを利用して洗面台カウンターとしています。
出窓は窓ですので、硝子がはいっていることが条件ですので、窓として作って、そこに洗面器やメディシンBOXを設置しました。
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鍵置くニッチつくりました [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
玄関見返しです。
正面は作り付けの靴入れで、大工工事で箱を作り扉は建具工事です。
いつものように白く現場塗装しています。
さて、右壁の彫り込みはお施主様の希望で作った鍵を置くためのニッチです。
3辺クロス巻き込みで下板は黒く塗ってベロみたいに出しています。
なるべく小さくシンプルな感じとリクエストを頂きました。
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玄関・モルタルにクリア塗装 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
玄関に入ったところです。
階段は吹抜の空間でもありますので、玄関に組み合わせて、上方向の広がりをもたらすのに一役かってます。途中までは箱状の階段で内部は収納、折り返しからはササラ板で組んだ木造階段で、蹴込み無しで視線の抜けを作ります。
登りきりの2階は透明床にして2階窓から玄関へ光を落とします。
仕上げは、お施主様の希望で玄関タタキはいつもの墨モルタルではなく、モルタルにクリア塗装仕上げでしっとり濡れ色に仕上げ、廊下の床は初めて使うタイルです。
階段下はお子さんの三輪車程度を置くスペース。
ドアは今回防火の規制から既成品を使用しています。
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3戸建て売りの1戸を建て替え [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
敷地は3棟建て売りの一番右で、ここを購入して生活されていたご家族の建て替え計画です。
川が近いせいか、一部が不同沈下していたようで、しっかりと地盤改良を行って建て替えしました。
また、過去に川が溢れた事があるため、基礎高さを60センチとし玄関は階段を3段ほどあがるようになっています。
3棟のバルコニーの出が並んで、先輩2人の横にならんだ「新人」といった感じです。
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大収納のあるスキップフロアの家・ハコノオウチ07 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
今週からはハコノオウチ07 大収納があり、スキップフロア構成の狭小住宅をアップして行きます。
敷地は16坪ほどの狭小地で、1面は道路に4.6m接道し、奥行きが12mあります。
長手の一面は小さな川に面していて、川の先にある公園の桜が見通せる立地にありました。
ご家族はご夫婦2人とお子さん1人、なるべく沢山の品々を収納出来ることが課題の計画です。
川に向かって大きく開く窓を配置し、コンパクトな敷地を立体的に利用する家です。
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