3本引き戸の玄関ドア

昨日の写真から右へ振った写真です。

この大きく開いている引き戸が玄関ドアとなって、3本引きの框戸となっています。
写真は2本が引き込まれた状態で、左端の1本が通常玄関ドアとして使う部分としています。

石川淳建築設計事務所

玄関コート内部

玄関コート内部の様子です。

玄関コートは白い壁に囲まれた3.6ｍ×2.6m四方の空間で、巡らした壁は3ｍほどの高さがあります。
外階段を上がってドアを開けると、この白い壁で囲まれた空間に出てきます。

屋根は無く、空だけがスカッと見渡せるプライベートな中庭で、床はデッキ材のスノコ貼りです。

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アプローチ階段で玄関コートへ上がります

外階段を上がって、ドアを開けたところ。

玄関は中2階の高さにあります。
階段はスチール製で、手摺りもフラットバーにSOP塗装としています。

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外階段で上がる玄関・墨モルタル・外構

アプローチの階段はスチールの外階段です。
中はどうなっているのだろう？と想像をたのしめるように考えてデザインしました。


階段足元は段数をかせぐために1段分上げた墨モルタルのタタキにしてあります。
パーキングの部分はコンクリート金ゴテとして、墨モルタルと色分けしています。


表札やポスト、インターフォンを付けた外構壁です。
ブロック下地で作り、モルタル金ゴテで仕上げ、上部のみ黒塗装です。

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黒の木目ハコからアプローチ

南側斜め前から。
黒い木目の箱にドアがあり、階段を上がって入ります。

建物の前は駐車スペース。
条例でフェンスなどが禁止されていたので、低いブロックの境界を作りました。

庭は現在は芝生で覆われていますが、写真は竣工間際なので土のままとなっています。

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白いオウチ型+黒いハコ

建物は白い切妻のボリュームに黒い木目のハコを取りつけたような構成です。

玄関は黒いハコの中にあり地面のレベルから階段で上がります。

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オウチ型のOUCHI-27です

オウチ27は名前の通り切妻屋根の「オウチ型」の外観をもちます。
広い道路に面することから、離れた位置からも建物を見ることができます。

いつもは狭い道路に面する住宅の計画が多いので、このように引きの取れる場所から建物を見られることは滅多にないです。そのため竣工写真も楽しみでした。

さて、今回はオウチ26に引き続き小川重雄氏に撮影してもらいました。

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オウチ27 玄関コートのある家

今日からは2012年の秋に竣工した「オウチ27　玄関コートのある家」をお送りします。
これはプレゼン時の1/100模型。

この家は、2009年3月に設計の御相談をいただき、設計を開始。その後2つの波乱がありました。

ひとつは実施設計図作成完了となった2009年8月になんとお施主様の海外赴任が決定、2年から3年後に帰国してから計画再開となった事。

二つ目が設計を行った対称敷地が、別の敷地になった事です。



2011年12月にご帰国のお知らせをいただき、新しい敷地の御相談をいただき、「この土地で行きましょう！」と決定して計画再開。

作成済みの設計図も新しい敷地に上手くはまり、（むしろ前の敷地よりもぴったり）南向きの窓を1カ所追加する変更のみの対応で再スタートできました。