作り付けAV家具棚 [オウチ27 玄関コートのある家]
リビングを計画するときは、テレビをどこに配置するかで空間の方向性が決まります。
薄型テレビが普及して、新築時はかならず壁掛け式の取り付け方式になりましたので、設計時にはどの面に付けるかを想定して進めます。今回はスピーカーを先行施工しました。(写真の黒い小さな箱)
テレビ用の配線は壁中に通して、(写真のクロスの下にすでに穴が空いています)大工工事のAV家具の中と行き来させるようになっています。
さらに、ガスファンヒーターのコードを隠せるようにAV棚の下の部分に白い幕板を付けて、部屋の左右にファンヒーターが綺麗に配置できるようにしています。
石川淳建築設計事務所
リビングから玄関コート方向を見る [オウチ27 玄関コートのある家]
2階のリビングから玄関コートを見ます。
左のシナ合板の壁の中はキッチンとパントリー。右の壁の中は予備室となっています。
天窓から落ちる光は切妻型の壁を照らし、室内にバウンドした光が届くようになっています。
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階段横にはベンチ兼飾り棚 [オウチ27 玄関コートのある家]
玄関の墨モルタル土間から土間階段を上ったところには大工工事で作り付けた黒色のベンチ兼棚があります。
ここまで靴で使うときは、このベンチで靴利用して靴を履いたり、また、何か飾ったりする事ができるように考えてられています。
手前の白い床はビニル床タイルで、墨モルタルからは上がりがまちで階段1段分上がっています。
柱は四寸角です [オウチ27 玄関コートのある家]
2階玄関タタキからリビングヘ振った写真です。
シナ合板の壁の間に1本柱を立てて、そこに木部材の手摺りをぶつけて手摺りの受け材として柱を使っています。
柱は4寸角(120mm×120mm)を統一して使用しているので、見た感じが少々太いですが、ほぞ穴などによる断面欠損を考えてずっと四寸角を使用しています。
左下の白い壁の向こう側は予備室で、足元の穴からこちら側に光がもれます。
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2階へ上がります。シナ合板壁 [オウチ27 玄関コートのある家]
2階のリビングへ上がります。
墨モルタルの仕上げの上を進んでシナ合板の壁をくぐって見返した写真です。
黄色い椅子の見えている部分は1階で、子供室の前廊下です。
玄関コートから繋がり。
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腰高から見上げのリビング [オウチ27 玄関コートのある家]
玄関土間に立ってリビングを見ます。
リビングの両側にはシナ合板で仕上げた壁があり、左の壁の中は畳敷きの予備室、右の壁の向こうはキッチンです。
正面の壁にはAV関係機器を収める大工工事の横長の棚がついています。
腰下の右は子供室(乳白の引き戸が開いた状態)正面の乳白の引き戸の中が寝室となっています。
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スキップフロアの玄関土間 [オウチ27 玄関コートのある家]
玄関土間に立ち、北方向を見たところ。
2階へはシナ合板の門型の壁をくぐって墨モルタルの階段を上って上がります。
足元のスリット開口の下には1階の様子が見え、子供室、主寝室、浴室、トイレなどがあり、乳白のツインポリカの引き戸で仕切られていて、ちょと見える手洗い器手前が脱衣室入り口、手洗い器正面にトイレ入り口があります。
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中2階にある玄関 [オウチ27 玄関コートのある家]
玄関コートに連続する3枚扉を開き、玄関土間に進んだ様子です。
玄関のレベルは1階と2階の間の高さにあり、階段5段上がると2階リビングに、階段6段下りると1階へ至ります。
玄関土間はいつもの墨モルタル金ゴテ仕上げ。2階の手前まで土足で上がることもできるように計画していて、元気いっぱいの子供たちが楽しくリビングと外をを行き来できるように考えています。
玄関コート、門扉ドア [オウチ27 玄関コートのある家]
オウチ27、玄関オート内です。
右の黒いドアを入って玄関コートに至りますがドアは通常玄関ドアとしてデザインする物と同じように製作。
外から見ればここが玄関ドアで室内にはいるような感じで外部である玄関コートに入ります。
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