GO TO 東光園 8 空中ピロティ

7月の緊急事態空けに行った鳥取県米子市の東光園

4階にある空中ピロティです。
枯山水の砂利の中に瓦タイルが真っ直ぐ通っています。


見返しの様子。
誘導灯のところが別館からの渡り廊下の位置です。
天井裏へ入る設備点検のハシゴ付近もデザインされています。


こちら正面側の地上を見下ろせます。

昔のビルでは「4」の数字を嫌って、4階に機械室などを配置するなどして、主要な部屋を置かない事がありますが、東光園も設計スタート時に4階に客室を置かない要望があったのかもしれません。


組み柱が大迫力で間近にみられます。


東光園は最上階には会議室があり、客が自由に入れる展望台的な場所はこの空中ピロティだけになります。

竣工当時は廻りに高い建物もなかったので、このピロティが展望台として機能したのでしょう。
3辺開放ですから、大山から日本海までグルリと見渡せた事と想像できます。