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カサ・ミラの水道の疑問 [スペイン建築旅行]

盆休みのブログは2017年夏休みのスペイン建築旅行の様子から
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カサ・ミラの見学コース内の住戸の模様です。
こちらはリビングの空間。1フロアを1住戸で使っている上階のグレードの良い部分です。
下階はもっと小さな住戸に割れていると思います。

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表通りに面した窓ぎわです。

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家事室のようです。メイドさんが使うイメージを再現してあります。
ちなみに、天井高さが3m以上ありそうでした。

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建物の湾曲に沿って廊下も湾曲しています。
真っ直ぐな四角い部屋はありません。

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サニタリーです。
緑の壁がクラシカルで可愛い印象です。
さて、タイトルに書いている水道の疑問です。1910年頃は上階に水をあげるポンプはあったと思いますが、各戸に水圧を加える事ができるほどの性能があったとも思えず。
ちなみに、写真に写っていますが、トイレの水圧は専用に天井付近にタンクがあります。
昭和の時代は日本の住宅でもよく見かけました。
しかし、ビデやシャワーにはつながっていない模様です。
高架水槽か何かが必要と思いますが・・

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こちらはサニタリーの隣りにあったキッチンです。
黒い筒が壁の上にありますが、これが高架水槽代わりに水を貯めて水圧を作っているようです。
タンクを黒く塗るあたりはオシャレです。

各戸に高架水槽が分散して配置されているとは気がつきませんでしたが、非常に合理的です。

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