建築家として見るべき住宅 [オランダ建築旅行]
今日からしばらく週末と平日のネタ切れした時に5月に行ってきてたオランダ建築旅行の様子をお伝えします。
写真はGAのシュローダー邸の本。
建築家として見るべき住宅が3つあるとすれば、コルビジェのサヴォア邸、ライトの落水邸、そしてこのリートフェルト設計のシュローダー邸だと私は思います。
シュローダー邸を見にオランダへ行きたいと数年前から計画を企て、今年初めて行く事ができました。
さて、オランダの近代建築をまとめた本が少ないのですが、アマゾンで検索したところ、下記の本がみつかりました。
建築巡礼シリーズ41 監修香山氏で著者は山縣洋氏 丸善株式会社から出ている本です。
著者の山縣洋氏は竹中工務店の設計部出身の建築家で、現在は独立しておられます。
私が学生時代に建築模型屋をやっていた時に、前記設計部でスタディ模型を山縣氏の下で作った事があり、また数年前には雑誌編集者さんを交えて呑み会をしたこともあります。
山縣氏は竹中設計部からオランダのレム・コールハース氏の事務所OMAへ行かれて、「ヴォルドーの住宅」を担当した建築家です。
さて、この本を読んだところ、オランダには派手なOMAやMVRDV以外にも沢山の近代建築が有ることをしりました。
シュローダー邸とファンネレ工場の二つの世界遺産を見られれば、と思っていましたが、調べれば調べるほど見たい建築が溢れてきましたが、仕事を休める期間も限られるので、1週間ほどのスケジュールを取って出かけることとしました。
石川淳建築設計事務所