洗面スペース・物干し室 [オウチ30・光を楽しむ家]
洗面脱衣室です。
大工工事でキャビネットを造作して建具工事で扉を付けています。
窓は高窓の内倒し方式として、開けっ放しでも防犯、プライバシーが取りやすい計画としました。
洗濯機置場は最近は洗濯機パンを付けないことが多くなりました。
パンを付けるとかえってドラム式洗濯機がおさまらず、また排水のために洗濯機をもち上げて設置することになると、パン+かさ上げ分の寸法 となって、使い勝手が悪くなります。
大きなドラム式洗濯機を嫌って今までの上から使う洗濯機を選ばれるお施主様も逆に増えています。
洗濯機・冷蔵庫・テレビの3大家電は住宅設計には考慮が必要な点ですが、時代と共に変わりやすいので、どこまで対応しておくか難しい点です。(はたしていつまで大きなドラム式が主流なのか・・)
洗面脱衣室の先には引き戸で閉められる北向きの物干し室があります。
天井乾燥換気扇も備えました。
洗濯して、ここで乾かして、脱衣室横の収納棚へ直行。という家事動線です。
石川淳建築設計事務所