鉄骨階段 [OUCHI-43レコード棚のある家]
リビングの鉄骨階段です。
今回はお施主様からのご希望には「吹抜に黒い直階段がある空間」という明解な画像イメージがあり、それに忠実に、リビングの吹き抜けに鉄骨階段で真っ直ぐ上る動線計画としています。
建物南側の窓の外には既存であったコンクリートの塀を再利用。
モルタルの薄塗り仕上げにしてミニマルな雰囲気を出しています。
さて、窓は既成品のアルミサッシュを採用して、コストコントロールに努めています。
石川淳建築設計事務所
吹抜のあるリビング [OUCHI-43レコード棚のある家]
1階リビングの奥から玄関方向を見た様子です。
左の壁一面にレコードを収納する棚を作り、右は大きく窓を開口しました。
階段を上がった先は2階の寝室で、全体としてワンルーム的な構成になっています。
方位は右が南方向で、2階の寝室の窓は東向きにあり、朝の光が寝室に入るような部屋配置としています。
石川淳建築設計事務所
玄関ウォークインシューズクローゼット [OUCHI-43レコード棚のある家]
玄関土間の反対側にはドアがあり・・・
内部はウォークインシューズクローゼットになっています。
靴だけでなく、外使い用具の収納もできます。
また、鏡を壁に貼って、お出かけ前の身支度にも便利。
石川淳建築設計事務所
玄関土間から続くピロティ土間 [OUCHI-43レコード棚のある家]
玄関土間の中から撮影した写真。
大開口の引き戸は閉めた状態で撮っています。
右の壁は耐力壁です。
大型引き戸のところはお引越後はブラインドを付けて透け具合を調整しますが、玄関ドアを開けた場合にリビングが丸見えにならない位置に壁を配置しています。
石川淳建築設計事務所
広い玄関土間からリビングへ [OUCHI-43レコード棚のある家]
玄関土間のからリビングへつながる様子です。
玄関ドアは使い勝手の良い片開きとして、ドアノブはお施主様こだわりの丸型のアンティークなデザインの製品を取り付けました。
玄関土間の床はモルタル金ゴテ仕上げに黒系の防塵塗装を施していて、上がり框の段差は低めに設定しました。リビングの床は、これも施主様のこだわりのイメージで「昭和の小学校」の床のようなパーケットのフローリングです。
石川淳建築設計事務所
玄関大開口 [OUCHI-43レコード棚のある家]
お施主さまのご希望は1階にリビングがあり、そこから大開口で庭が見渡せる事でした。
また、ドアのイメージも木製のシンプルなイメージをご希望。
そのため、1階の延焼の範囲外になる建物中央に玄関ドアと大型の引き戸を集めて、前方の庭に開く形式としました。
玄関ドア、引き戸とも建具屋さんの製作物で、色は茶系の染色仕上げとしています。
石川淳建築設計事務所
玄関ピロティ [OUCHI-43レコード棚のある家]
右の開口がファサードで見えた大開口で、玄関前は南北に抜けたピロティになっていて玄関扉前は雨がかりがありません。
軒天井の一部は吹抜になっていて、屋根は無く、天空からの光が落ちるしくみです。
ちなみに余談ですが、この写真は竣工写真で、入居前のもの。塀のコンクリートブロックもモルタル薄塗り前で、庭の植栽もまだ植わっていません。
こちらは入居後に撮った写真で、塀のモルタル塗りが終わって植栽も植わった写真です。
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ひくい塀で外構デザイン [OUCHI-43レコード棚のある家]
レコード棚のある家の外観写真です。
東京都内の住宅地としてはめずらしく、とても敷地条件に恵まれています。
道路と建物の間には庭をつくり、周囲の境界には低めの塀を巡らせました。
塀はコンクリートブロック積みで作り、モルタルの薄塗り仕上げ。
門はあえて作らなかったですが、写真左に宅配ボックスとポストとインターフォンを置いています。
低い塀のイメージは、以前オランダへ建築旅行行った時に見たゾンネストラールの外構デザインから引用です。
石川淳建築設計事務所
OUCHI-43レコード棚のある家 [OUCHI-43レコード棚のある家]
今日からあたらしい家をUPします。
OUCHI-43 レコード棚のある家です。
シンプルなイエ型の住宅も番号を振り始めてから43番目。番号を振る前の作品から数えると49軒目の切妻屋根の家の完成です。
お施主様から石川淳建築設計事務所のつくるイエ型のシンプルな形に共感を頂いて設計のご依頼をいただきました。
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