天空率使ったファサード [ホームエレベーターのある家 OUCHI-47]
前面道路は4mですので、そのまま作るとお隣さんのように頭頂部はセットバックしなければなりません。そこで今回は天空率の高さ制限緩和をつかって綺麗な三角形の屋根にしています。
ちなみに、右側が若干北方向になるため、隣地から高度規制もかかっていますので、両隣りの屋根のように斜めに制限されています。
天空率とは道路からみて空が見える率を計算して、その分道路斜線制限からはみ出しても良い、という緩和規定で、住宅の場合は周囲に50センチの離れを取ることから、結構使える規定です。
石川淳建築設計事務所