隣地の植木の影を借景 [オウチ30・光を楽しむ家]
廊下と2階への階段の様子です。
左の横スリット方向が南方位になります。
南の隣地は旗竿敷地で、竿の部分になり、建物はほぼ建ちません。
こちらの敷地境界に沿って植物が植えられていますが、その影を横スリット窓から切り取って借景しています。
横スリット窓は透明ガラスにフロストフィルム貼りとして乳白に近い半透明な仕上げ。
隣地の木々が影として硝子面に写り、時間や季節の移り変わりを光と木々の影で感じる事ができます。
右の廊下のさらに右側の壁の向こうに洗面脱衣、浴室、子供室、ウオークインシューズクローゼットなどが配置されています。
石川淳建築設計事務所