ホテルオークラ東京に泊まってみた09 オークラ・ランタン [旅行・建築見学]
メザニン(中二階)から近く、ロビー階からは非常に天井の高い位置からランタン照明が下がっています。
昼でもここちよい薄暗さの中でランタンが下がる事で上に目が行き、空間の大きさを知らず知らずのうちに感じています。
「古代の切子玉形を連ねた灯具はオークラ・ランタンと呼ばれホテルオークラの象徴となっています」(公式解説から転記)
水晶の側面をカットした切子玉との解説もありました。
ダウンライト的に天井に埋め込まれた照明器具です。
こちらは等ピッチで天井のルーバーの間に埋まっていて、飛行場の滑走路の夜景を天地返したように美しいです。
器具を突き出させる事でメザニンからも灯りが連なって見えます。
こちらはエントランスの風避け室を見た方向。
外部とロビーの明るさの違いがよく分かる写真です。
デジカメですので明るくも撮れますが、概ね肉眼で見た印象の明暗差にした写真です。
天井高さや室内の明暗など、現代の常識にとらわれている設計者にとっては目からウロコです。