1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ07 [コルビジェ見学ツアー]
コルビジェのアパート、棟屋階段のディテールです。
踏み面は滑り止めのぶつぶつ仕上げになっていました。
手すりディテール。38パイくらいです。
サッシュの塗り分けも参考になります。
1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ06 [コルビジェ見学ツアー]
久々に1999年のコルビジェを訪ねた旅から。
パリのナンジェセール・エ・コリ通りの集合住宅の屋上への階段です。
階段のあるホールは玄関ホールといった感じの場所で、玄関ドアを入るとこの階段のホールに出ます。
階段はコンクリート製のらせん階段です。
上方を見上げたところ。
屋上とグラスハウスの棟屋です。こちらは本によると日光浴室と友人用の部屋だそうです。
1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ05 [コルビジェ見学ツアー]
コルビジェの寝室です。
ダイニングからの出入り口は写真の収納boxが可動してドア代わりに閉まるようになっています。
手前下に見切れているのはベッドです。
箱の左にヒンジが付いていてドアのように回転しながら部屋を仕切れます。
結構動かすのは重かったように思います。
寝室奥のサニタリースペース。
開口の奥に小さな浴槽と洗面器があり、ビデはむきだしで寝室内にあります。
このほかシャワーブースが写真右のフレーム外にあります。
浴槽対面の洗面器。
給排水は壁に打ち込まずむきだしになっています。
シルバーのモザイクタイルが良かったです。
こちらは浴室ブースの隣のシャワーブース。このブースの左にも洗面器があります。
右の黄色の建具右がベッド。
洗面器が二つも離れた位置にあるのは不思議な感じがしますが、二人で同時使用を想定しているのかも。
アトリエの方にも小さな寝室があり、そちらにも洗面器がありますので1住戸に三カ所ある勘定です。
天窓からみるパリの市街。
窓は回転式レバー(昔の車の窓のハンドル型)となっていました。
寝室のベッドはシングルサイズ程度でした。
2寝室ありますので、夫婦別寝室式のようでうす・・・・
石川淳建築設計事務所
1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ04 [コルビジェ見学ツアー]
コルビジェの自邸アパートのダイニング空間です。
椅子に座っているのは見学者の某日本人留学生さん。
左の壁の向こう側はキッチンで、屋根はヴォールト天井になってます。
窓にはステンドグラスの入った箱がはめ込んであります。
下には暖房用のラジエター。
箱のディテール
外から見るとこんな風。雨漏り防止と思われる庇がついてます。
ベランダからの景色。
コルビジェも毎日見た風景ですね、ベンチがありますが手すりは無し。いさぎよいです。
石川淳建築設計事務所
1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ03 [コルビジェ見学ツアー]
アトリエの奥の書斎コーナー。
当時の写真が飾られています。
作り付けの書類棚がありました。
6mmほどのベニヤ板をはめ込んで棚にしている模様で、机の下は隣の部屋のラジエターからの熱が来るように開放されています。
こちらは記憶によると、サブのベッドコーナー。ローパーテーションの裏に洗面コーナーがあります。
熱源と思われる電気温水器らしきタンクがありました。
タンクもグレーの塗装で綺麗に「見せる設備」として設置してありました。
石川淳建築設計事務所
1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ02 [コルビジェ見学ツアー]
コルビジェのアパート。
アトリエ部分の様子です。
部屋は大きく三つに分節されて、写真の手前がアトリエ、奥の階段があるところが屋上テラスへの棟屋のある玄関ホール的部分、その奥がリビングとダイニングでした。
左手前に地流しがあります。
一番有名なヴォールト天井のアトリエのショット。
1999年当時は煉瓦壁の前にイーゼルが置いてありました。
ハイサイドライトからの採光。
部屋に展示してあった高層住宅の模型。
模型のディテール。
金属を材料にハンダ付けで製作されているように見えました。
左の見切れているテーブルの上に模型が展示されています。
正面の収納棚の奥に小さな書斎コーナーがあり・・・
その右側の地流しの様子。
壁面の立ち上がりを正方形に、地流し部分のバランスが絶妙。
防水はどうやったのだろう?と素朴な疑問。
1999年コルビジェを訪ねた旅・コルビジェのアトリエ01 [コルビジェ見学ツアー]
ナンジェセール・エ・コリ通りの集合住宅です。
ご存じ、コルビジェの自身の住まいのあった場所。
当時持参のキャノンのA5は画角が37mm程度しかなく、全景が入り切りません。
1階のエントランスホールには一部スケルトンのエレベーターがありました。
1934年竣工との事ですが、エレベーターシャフトがガラス張りスケルトンで驚きました。
古いエレベーターで蛇腹の扉は見かけますが、この年代の物でガラスシャフトは初めて見ます。
中庭はこんな風で、片廊下が面しています。
最上階がコルビジェが住んでいた部屋。
玄関はやはり片廊下にありますが、結構素っ気ないです。
1999年コルビジェを訪ねた旅・カルティエ財団現代美術館 [コルビジェ見学ツアー]
1999年に行ったコルビジェを訪ねた旅の様子です。
写真はコルビジェ設計でなくて恐縮ですが、ジャン・ヌーベル氏設計のカルティエ財団美術館のシブいディテール写真です。(全景写真は撮っていませんで、部分ディテールのみ。)
正面にある立体駐車場の自動車用EVが綺麗なので撮りました。
エキスパンドメタルによるカゴのディテールが綺麗で、車庫を地下に設けて、地上をさっぱりと仕上げているのが印象的でした。
シルバーのスチール部材とガラスと壁面の植栽の取り合わせが綺麗。
巨大な引き戸のコグチの様子。
建物裏面のエレベーターの様子。
カゴが外に露出していて、当時はとても新鮮に見えました。
自動車用のEV乗り込み口。
外構の素っ気ない地面の様子と車路のコンクリートが気になって撮りました。
ガラスのコグチ表しのディテール。今では日本でもよく見かけるようになりましたね。
1999年コルビジェを訪ねた旅・オザンファン邸 [コルビジェ見学ツアー]
パリ市内の作品を見て回りました。
コルビジェがパリで初期に設計したものだそうで、外観のみ見学可能でした。
メトロ4番線のPorte d'Orleans駅下車。
昔はオザンファンの集合住宅と紹介されていた本を見た覚えがありますが、正確にはオザンファンさんの私邸のようです。
角の大窓が効いています。
スチールサッシュの枠はやっぱり綺麗ですね。
番地のプレート。
石川淳建築設計事務所
1999年コルビジェを訪ねた旅・スイス学生会館05 [コルビジェ見学ツアー]
スイス学生会館の個室の窓です。
窓外のブラインドはオペレーターで閉める仕掛けで、操作しているのは一緒に行った仲間のSGさん。
個室内です。入り口ドア側にパーテーションを兼ねた収納があり、ドアを空けても部屋が丸見えにならないようになっています。
窓からの景色。窓下にはラジエターがあります。
廊下側の配管。設備のルートは苦労しているようです。