本棚の裏にキッチン [オウチ26 本棚の家]
リビングの奥の本棚の裏側にキッチンがあります。
対面型で天板は人工大理石の白を使用し、オーダーキッチンとして奥行き広々にデザインしました。
色は白でまとめ、リビングの白壁に溶け込ませています。
左側には外に出る勝手口があり、地窓の外の内庭デッキに出ることができます。
石川淳建築設計事務所
2段式の壁面本棚 [オウチ26 本棚の家]
1階から2階への見上げ写真です。
1段目の本棚は1階の天井までとし、2階の床をセットバックさせて、そこから2段目の本棚を積み上げています。2段階にする事で、壁面の圧迫感を無くし、また棚の上の方まで手に届きやすく、使いやすいように計画しました。
棚の1階左側の棚の裏にキッチンがあります。
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スケルトン階段 [オウチ26 本棚の家]
リビングの階段です。
これは玄関からリビングへ入る開口から階段を見たところです。
階段は施主のリクエストもありスケルトン階段にしています。
両側を鉄板のササラ板でささえ、段板も鉄板で作った上に当たりが冷たくないように30ミリ厚の木段板を張っています。
木板は段板のたわみ防止にも一役かっています。
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フローリングはタモ [オウチ26 本棚の家]
1階リビングのフローリングは今回はタモを使用。
床暖房を設置していますので、床暖対応品としています。
フローリングは昔と違って良い物が安く手に入る時代になりました。
仕事を始めた頃は大メーカーのテカテカ塗装の物しか安い物がありませんでしたが、今は無垢、積層にかぎらず、色々と選ぶ事ができます。
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家の中央に吹抜 [オウチ26 本棚の家]
本棚の家、1階リビングの上には吹抜があります。
写真右上の2階部分は主寝室で、左上の2階部分は子供室です。
それぞれの2階は床レベルを少しだけ変え変化を付け、また壁は白く仕上げて吹抜の壁はシナ合板仕上げとしました。
黒で仕上げた柱や筋交いは新防火地区に対応するためプラスターボードで覆った準耐火仕様となっています。
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階段下からリビング西方向を見る [オウチ26 本棚の家]
昨日の写真の見返し方向で、玄関から入って、リビングを見たところ。
リビングの南と西側の壁には低い窓が回り込み、「内庭デッキ」が巡らされます。
床から窓への立ち上がりは30センチほどで、外のデッキもこの高さに合わせています。
立ち上がりの内部は基礎の立ち上がり35センチと柱を据える土台があります。
東京都の1種高度斜線で高さ制限がきびしいため、1階の床レベルはできるだけ下げて天井高さを確保しています。
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1階リビングの地窓 [オウチ26 本棚の家]
今回は住宅密集地でありながら1階リビングのリクエストに応えるため、外部空間をどのように取り入れて開放的なリビングを作るかがテーマとなりました。
2階リビングなら天窓や屋上バルコニーで採光や外部への視線を抜きますが、1階リビングではそうは行きません。
そこで今回は建物のまわりに人の目線より少し高い塀を巡らし、その内側に低めの窓を取ることによって、リビングの外周に幅1mほどの「内庭デッキ」を設けました。
黒の木塀は裏表二重の目すかし貼りで、外からの視線はほとんど入りません。
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リビング階段 [オウチ26 本棚の家]
今回は1階リビングのリクエストと、スケルトン階段をリビングの中に置きたいというリクエストをいただき設計しました。
階段はリビングの端に配置し、玄関からの同線を階段下へ、また登りクチに1段踊り場を取って和室への入り口としています。
階段上の正方形の開口は子供室です。
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本棚がそびえるリビング [オウチ26 本棚の家]
階段下左側の本棚の間からリビングへ入ってきました。
家形の屋根のデザインをそのまま室内の天井へ表現し、高さをとっています。
今回はお施主様から1階リビングのリクエストを頂き、また壁が一面本棚になっているインテリアを望まれていました。
正面右の奥が小さな畳の予備室、左の階段下の本棚の途切れているところは奥様の書斎スペースがあります。
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