エバサイド と ヒキナサイド [EVA SIDE 落合エバサイド]
東京では共同住宅の住戸は道路に直接面する窓か「窓先空地」に面する窓が必要です。
道路に面さない敷地奧にワンルームタイプの住戸を配置していますが、写真の右奥に6戸分の窓空地としして1階部分は引っ込めて避難通路にしています。
ちなみに、この建物名「エバサイド」と名付けられましたが、写真右側の見切れている建物は「ヒキナサイド」と言い、同じオーナーさんのマンションです。
ヒキナが東でエバが西という事で命名されました。
正面がエバサイド 右の3層マンションがヒキナサイドです。
石川淳建築設計事務所
スチール枠にアルミサッシュ組込み [EVA SIDE 落合エバサイド]
早稲田通り側の窓のディテールです。
コンクリートスラブの端部上にスチール枠やバルコニーの手摺りを載せています。
スチール枠の中にはアルミサッシュをはめ込んで可動の品質を確保。
ちなみに、バルコニーとバルコニーの間で左に1住戸、右に2住戸目、さらに右側のRの壁の中に3住戸目を配置しました。
同じ間口が並ぶ普通のマンションにならないようにデザインしています。
石川淳建築設計事務所
東西線落合駅4番出口に絡んだ敷地 [EVA SIDE 落合エバサイド]
写真の左側に見えているのが地下鉄東西線の4番出口です。
実は4番出口の階段の踊り場がこのマンションの敷地のエントランスアプローチの下で折れ曲がって早稲田通りの方に折り返しています。
そのため、その上には建物を建てられない、という配置上の条件がありました。
さらに踊り場の天井のコンクリートスラブの上に土被り何十センチ以上必要で、耐荷重はいくつまで。
と色々あったのを憶えています。
上野の営団地下鉄本社さんに打合せに何度か行きました。
石川淳建築設計事務所
落合エバサイド [EVA SIDE 落合エバサイド]
独立前に設計担当した共同住宅の写真を8月にアップしていましたが、同じようにお蔵入りしていた作品の写真を今週からアップします。
建物名は「EVA SIDE」エバサイド マンション。
私が独立前の1999年頃、所属していたインターデザインアソシエイツで設計担当していました。
アールのかかった外壁がこの後設計担当したカーザエルミタッジオのデザインにつながりました。
石川淳建築設計事務所