玄関土間は勝手口へつながる [オウチ22 出雲の家]
予備室とリビングの間のモルタル土間は、玄関から裏口へつながっていて、土足のまま建物裏の自転車置き場へ抜けることができます。
また、リビングのグレーの壁の裏側は収納や洗面スペースがあるファミリーコーナーと名付けたスペースで、土間からも入る事ができます。
自転車で帰ってきて裏口から入り、ファミリーコーナーで手を洗って出てくるといったように子供達が楽しく行き来できるようにと考えた仕掛けです。
飛び板のアップです。集成材を艶有り塗装で仕上げています。
「はなれ」押し入れのデザイン [オウチ22 出雲の家]
今日から5月、連休中ですが、カレンダー通りの業務プラスお休み日も打ち合わせなどなどです。
さて、写真は出雲の家の「はなれ」和室からリビングを見る様子です。
はなれの和室には押し入れが1つあり、お客様が泊まったりするときの布団程度が収納できるようになっています。この和室は押し入れを含めて3.7畳ほど。狭さを感じにくいように上下を空けて部屋の広がりを演出するデザインにしています。
部屋の仕切は2枚だての引き戸で閉めることもできます。
畳はいつものようにお施主様にネットで購入してもらい現場へ支給してもらうことによりコスト削減です。
リビングから見る「はなれ」 [オウチ22 出雲の家]
こちらはリビングから予備室を見たところ。
リビングとはなれの間の土間の巾は芯々で90センチあり、段差は10センチほど。
程よく離れていまして、予備室側でもリビング側でも引き戸で閉めきる事ができます。
予備室の窓は建物切妻面の大きな正方形の窓の1階部分で、ここから外も見通せるようになりました。
リビングから「はなれ」になる予備室 [オウチ22 出雲の家]
リビングと畳の予備室との間は玄関土間で分かれています。
と言うよりも、予備室は「はなれ」のように土間で分けられています。
玄関から直接入る事もできますし、間の「飛び板」を踏んで渡ることも可能。
写真正面には玄関扉の横の鏡が見えています。
リビングとつながる玄関、はなれの予備室 [オウチ22 出雲の家]
1階リビングから見た玄関です。
リビングと玄関は3本引き戸で仕切られていて、玄関も正面の靴入れ収納部分が引き違いの白い建具で開け閉め出来るようになっています。(写真は開いているところ)
左に見切れているのは畳敷きの予備室で、リビングからはモルタル土間を挟んで行くようなデザインになっています。
ニッチを作った玄関デザイン [オウチ22 出雲の家]
出雲の家の玄関デザインです。
ドアを開けて入った正面には小さな正方形の「ニッチ」を設けました。
小さな物を飾るスペースで、壁を彫り込んでいます。
右の壁は引き違いの木製建具で、内部はシューズクローゼット。
靴はもちろん、天井まである棚はかなりの収納ができ、引き戸と棚の間は70センチほど間があるので、子供用の自転車程度なら、入れることもできます。
左は1階にあるリビングが見切れている様子です。
玄関のデザイン [オウチ22 出雲の家]
玄関ドアを入って内側からドアを見返した様子です。
ドアの右壁にドアの高さに合わせた鏡を貼り付けていまして、反対側の壁に空けた飾り物用の「ニッチ」が映り込んでいます。
左側は靴などを入れる収納で、引き違いの扉で開け閉めできるようになっていて、閉めればすっきりした玄関になるようにデザインしてあります。
開閉式の木製ルーバー [オウチ22 出雲の家]
庭に面したリビングの掃き出し窓には、庇があり、濡れ縁が張り出しています。
濡れ縁の前端には木製のルーバー建具が備わりまして・・・
3本レールに6枚建てのルーバー建具は閉めることもできます。
今回の住宅は1階にリビングを置くことがお施主様からのご希望で、このルーバーもまたご希望でデザインしたものです。
表の通りは犬の散歩などで歩いている人も意外と多く、建具の位置調整や開け閉めにより、外からの視線を調整する役目をはたします。
板縦張の玄関ドア [オウチ22 出雲の家]
出雲の家の玄関ドアです。
今回は杉板の縦張として、ポーチ壁の横ルーバーと素材合わせをしています。
仕上げは黒のオイルステイン塗装として、土間も墨モルタルの金ゴテ仕上げとしています。
右の黒い物はポストのクチで、郵便は玄関ホール内の納戸の中で取り出せるようになっています。
住宅のデザインで玄関ドアは重要ポイントです。
玄関ポーチ開口 [オウチ22 出雲の家]
出雲の家の玄関ポーチの見返しです。
壁は杉板に黒のオイルステインを塗装して木目を生かしたデザインとして、正方形の大きめの開口を設けました。リビングの掃き出し窓からこの正方形の開口を通して、すこしだけ橋の方向を望めるようにしています。
庇(といっても立派な屋根です)はガルバリウム鋼板葺きで、お子さん達の自転車や三輪車程度ならこの下にも置くことがでるスペースになります。