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丸い穴を空けた天井 [EVA SIDE 落合エバサイド]

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階段を上がると2階のこのホールに出ます。

1997年に共同住宅の共用部分は容積対象面積から除外できるようになりました。
それ以前の日本の共同住宅では住戸に割り当てる面積を最大化するためにエントランスホールは狭く、廊下もかならず屋外の吹きさらしが当たり前でした。

法改正を受けて、本格的に共用スペースの提案をしたのがこのエバサイドです。
オーナー企業さんのご理解を得て、このスペースが実現しました。


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ところで、天井の円い穴は屋根に丸い穴を空けて自然光と風を取り込むための装置で、ガラスははまっていません。

雪が降れば穴から雪が降ってくる、という都会で自然を感じるための空間です。

※早朝から移動のため自動投稿です。皆様へのniceお返しが遅くなります。すみません。
石川淳建築設計事務所


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