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スキップフロアの大階段 高低差1.2mのこだわり [スキップフロアのハコノオウチ13]

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ダイニングキッチンからスキップして半層上のリビングへ上がる大階段です。
(階段左の開口が前記事のパウダールームです。)

階段は塗装に白か黒に塗ることが石川淳建築設計事務所では多いのですが、今回は床のフローリングがつながっていくようなイメージです。

高低差は1.2mほどです。
スキップフロアを採用する理由は、大きく3つあります。1つは上下のフロアを同じフロアのように感じさせて平場の広さを補充するため。2つ目はと高低差をたのしむため、3つ目は天井高が必要な部屋と低くても機能的に良い部屋の割り付けを限られた法令高さ制限の中で立体的に解決できること。
と石川淳建築設計事務所では考えています。

前記1と2を満たすには大人の背の高さと仮定して、1.2m程度の高低差が適当で、それ以上上がると、公共建築のような広い空間でなければ一体感は持てないです。
(スキップの上階の下が1.4m納戸の時はこの限りではありませんが)



石川淳建築設計事務所




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