長崎の軍艦島へ07・ガイドさんの案内で [旅行・建築見学]
軍艦島ツアーです。
接岸すると、ガイドさん1人に十数人のグループに分かれて解説を聞きながら廻ります。
岸壁のある平場の場所に柵が巡ってあって、その範囲だけが見学者が歩ける範囲です。
オレンジの服の男性がガイドさん。
廃墟と化した建物群は人為的に壊された訳では無く、島に襲来する台風等の風や塩の影響で自然とこのように壊れていったそうです。
壊れたコンクリートを見ると、鉄筋量が少なめ(今の基準とくらべれば当然ですが)と建物の薄い庇なども鉄筋のかぶり量が少ないです。
コンクリートを作る砂が、川砂なのか、海砂なのかもコンクリートの劣化のスピードが変わるので、そのあたりも劣化のスピードに影響があったのかもしれません。
こちらは島の頂上部にある貯水槽だそうです。
海の水をくみ上げて、ここから水圧をかけて使っていたそうです。
海水なので生活用水というより、炭鉱を掘るために使うみずでしょうかね?
島が放棄されるまでは生活の光で島は夜間も目立っていたそうですが、人がいなくなって光が灯らなくなったために、貯水槽の横に灯台を新たに設置したそうです(写真左)
2015-04-18 07:05
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