キッチン奥行き850mm [ハコノオウチ11・O-Factory]
ステンレスのキッチン天板はワイド2550mm、奥行きは850mmで、カウンターとして使える物を選んでいます。
先日お引越後のご自宅へおじゃましましたが、忙しい朝は、このカウンターで立食で済ませる事も多いそうです。
作業面は広い方が何かと便利です。
石川淳建築設計事務所
1段スキップしたダイニング [ハコノオウチ11・O-Factory]
左の壁面収納の右のあたりが階段の登り口で、ここから入ってきます。
キッチンはステンレスのアイランドで、部屋の真ん中におきました。
その右側に大工工事で製作したテーブルがつながりますが、このダイニング部分の黒の床はキッチン側よりも20センチほど高さが上がっています。
「キッチン天板高さとテーブル高さを合わせるための段差ですね」とご想像するところと思いますが、実は1階の大きな空間を作るためにスパンを飛ばす大梁とキャンチで突き出る庇の腕木の架構を処理しつつ1階の天井高さを確保するためのものです。
早い話が上がった床の中に逆梁が入ってる、というわけです。
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2階リビングダイニング [ハコノオウチ11・O-Factory]
階段を上がりきって部屋に出たところです。
正面にアイランドキッチンで、左奥がダイニングスペース、Yチェアのあるあたりがリビングスペースです。
キッチンユニットは今回はサンワカンパニーのステンレス製の物を採用。1階のミニキッチンも同じサンワカンパニーのステンレス製でしたのでおそろいです。
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黒いトンネル [ハコノオウチ11・O-Factory]
2階から玄関のある1階を見下ろします。
両側の黒壁仕上げはY.ケンネル以来ですが、今回は階段は白です。
仕事場からこの「黒いトンネル」を上がって来ると気分を変えて生活モードになってもらえるようにと、演出しています。
ケンネル階段の過去記事
http://jun-ar.blog.so-net.ne.jp/2015-05-25
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住戸玄関 [ハコノオウチ11・O-Factory]
ハコノオウチ11の住戸玄関です。
左の白の部分の引き戸が工房からつながる経路です。
右壁に靴入れ。
階段を上がって2階の住居部分へ進みます。
今回は壁の両側を黒の仕上げにして、2階の明るい空間に引き寄せられるように見せています。
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住戸玄関へ [ハコノオウチ11・O-Factory]
工房内から住まいの玄関へ入る入り口です。
外側には住宅専用の入り口があります。
内外ともモルタルで仕上げた階段が並び、デザインに参加しています。
ちなみに大きなガラス戸は大型の工作機械を搬入する時に内側に弧を描いて開ます。
台車使用を考えまして、床にレールや段差が無いディテールです。
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中庭のある事務コーナー [ハコノオウチ11・O-Factory]
工房から引き戸で仕切った事務コーナーです。
小さな中庭があり、ここに暮らす大型犬のための足洗い場も備わります。
工房の事務所コーナーですが、スタッフの休憩所やお昼のお弁当を食べるコーナーにもなるように考えられています。
植栽を見ながらお昼ご飯を。という空間です。
正面の壁の裏側がミニキッチンです。
右の3枚建て引き戸で工房と仕切られています。
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給湯コーナーのミニキッチン [ハコノオウチ11・O-Factory]
工房奧の事務所コーナーには給湯室としてつかうミニキッチンを設置。
湯沸かしは電気ポット等を置くようにシンクのみのタイプです。
メーカーはサンワカンパニーのシンプルなステンレスの物を選びました。
天井の3本レールが引き戸で、締め切ると給湯コーナーは工房と区切ることができます。
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レール無しハンガー引き戸 [ハコノオウチ11・O-Factory]
工房の床はモルタル金ゴテして、今回は塗装仕上げです。
黒っぽいクリア塗装で、モルタルのコテ模様や塗装自体の塗りむらも表シの仕上げです。
白の引き戸が3枚引きでありますが、床にレールを入れないハンガー式としています。
黒の柱のところまでしめることができます。
角にはミニキッチンがあり、引き戸を閉めると会議室、休憩室、などにつかえる工房と区切った場所が作れます。
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ストックルーム [ハコノオウチ11・O-Factory]
こちらは工房の奧にあるストックルーム入り口と黒の扉は工房のトイレ入り口。
壁に緑のテープの張ってあるコンセントがありますが、こちらは動力電源のコンセントです。
ストックルームから見た様子。
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