玄関 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
玄関前です。
ドアはシンプルなリクシルの集合住宅用のドアでシルバーの物を選びました。
黒い木塀の手前には赤のポストで色を添えます。
右の境界はお隣のビルの外壁が塀代わりに見えますが、もちろん境界線は下のブロック立ち上がりのところです。こちらの建て直しで空間が空いている内にお隣のビルも外壁の塗り直しを行っていて、綺麗な景色となりました。
石川淳建築設計事務所
賃貸前提の計画 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
オウチ-38 デザイン賃貸併用住宅 のタイトルの住宅です。
賃貸住宅を前提のため、どのような人が入居するか解らない状態で設計を進めました。
また、お施主様ご自身も不動産事業家ではなく、一般の方なので、どういったコンセプトの物を作るかは特にイメージをお持ちではありませんでした。
そこで、山手線駅近くという立地はたとえばデザイン事務所併用の住まいであるとか、小物を物販する併用住宅、あるいは小さなカフェをやりたい人が借りるかも知れないと考え、道路から中に入りやすいように、玄関ドアの他に掃き出し窓を設けて、そこから直接1階のスペースに入れるように計画する事としました。
そうは言っても、「店舗」前提ではないので、道路に対して正面は壁で守ってプライバシーを確保するファサードになっています。
石川淳建築設計事務所
新・オウチ38 デザイン賃貸併用住宅 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
今日からは都内に完成した小住宅「OUCHI-38 デザイン賃貸併用住宅」をアップします。
計画地は都内山手線の駅から歩いて数分の裏通り。
廻りは古くから住んでいる住民の木造住宅が数軒残りつつも、ほとんどがビルに建て変わっている街区の一角で、南前面道路幅が4mの場所です。
設計ご依頼頂いたご夫婦は別に本宅をお持ちで、ここは御主人がお子さんの時から通った叔父様の家だったそうです。
叔父様ご夫婦にはお子さんがおらず、お施主様御主人が相続したそうです。叔父様の思い出の地を売却するのは忍びないと、建て替えて賃貸住宅にして活用しよう、と思い立ち、そのデザイン・設計をご依頼頂きました。
石川淳建築設計事務所