準耐火での天窓 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
階段の2階からの見下ろしです。
このオウチ38は防火地域内にあるため、木造の準耐火建築物となっています。
そのため、天窓も通常の物ではなく、鉄枠製の網入りガラス天窓となっています。
大手アルミサッシュメーカーでは対応品が見当たらなくて、輸入品で認定番号が取れている物を採用しています。
石川淳建築設計事務所
黒壁・白壁 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
今回の黒壁はクロスの黒を使用しています。
クロスの場合、貼り分けを出隅で行うのが難しいのですが、今回は階段片側の壁をぐるりと内外黒で仕上げるため、クロスでも可能でした。
階段は例によって木階段を白く塗装です。
石川淳建築設計事務所
1階個室 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
オウチ38・賃貸前提の小住宅の1階個室です。
多目的に使える玄関土間室から靴を脱いで2段上がった奧の部屋です。
手前の白の引き戸と黒の壁の間が2階への階段です。
黒壁の向こう側には土間室の床が少し見えています。
窓を見た様子。
玄関ドア横の木塀の内側の坪庭に面した窓です。
内庭という事で、よその人は窓前までは入って来ないようになっています。
石川淳建築設計事務所
黒の引き戸の先はプライベート [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
今回は壁の色別けはお施主様から一任される形でした。
そこで、黒の壁を使ってエリア別けを明解にしています。
写真ではわかりずらいですが、左の部分は黒の引き戸です。
ここを右に引いてしめると、1階の奧の部屋と2階への階段部分が玄関土間スペースから切り離される仕掛けです。
店舗併用住宅などにする場合は、ここから先はプライベートにできるようにしています。
石川淳建築設計事務所
店舗・自宅両使いのトイレ位置 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
店舗併用になるかもしれないオウチ38です。
ローコストに押さえるためトイレは1箇所なのですが、もし、入居者が店舗使いをした場合はそこに来たお客さんもトイレを使うことになるかもしれません。
そのため、トイレは玄関土間から靴を脱いで上がってすぐの位置に設置して、プライベートなエリアの外に配置しています。
写真黒壁の右側の黒の引き戸の中がトイレです。
手洗洗面器は廊下に露出で取り付け、トレイと別に手洗い化粧直し等でつかえるようになっています。
この黒の壁の裏側は2階への階段になっていて、階段下がトイレになっている形です。
石川淳建築設計事務所
竣工写真は石川淳撮影です。 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
今回のオウチ38の竣工写真は設計者石川淳自身によります。
写真家に撮影依頼をしたり、自身で撮ったり、とパターンがありますが、今回は自身で撮りました。
事務所の椅子と雑貨店でから勝ってきた造花をセットして撮影してみましたが、いかがでしょうか?
石川淳建築設計事務所
広い土間玄関 [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
玄関土間は土足で使える店舗・事務所・アトリエを想定していまして、正面の開口のところで靴を脱いであがる形。
手前の黒のモルタル床の部分は土足利用できます。
普通に部屋として使う場合は玄関ドアのところにマット等を敷いてそこで靴を脱ぐように運用してもらえます。
石川淳建築設計事務所
多目的な玄関土間スペース [オウチ38・デザイン賃貸住宅]
オウチ38の多目的玄関土間スペースです。
賃貸・併用住宅を想定しているため、玄関土間は土足で使える店舗・事務所・アトリエを想定。
床仕上げはモルタルにクリア塗装仕上げとしています。
右の掃き出し窓は道路から入りやすい店舗入り口にできます。
小さなギャラリーなどにも最適。
照明は色々な用途に対応できるようにライティングレールとして、器具を増減できるように設計しています。
石川淳建築設計事務所