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英雄広場を越えて市民公園へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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アンドラーシ通りを進むと気球が見えました。
これから向かう市民公園の名物だそうです。

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さて、公園前の交差点に着くと石川好みの素敵な建築がありました。

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パラペットのラインを曲線にして可愛らしい感じが出ています。

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後で調べたら右がセルビア領事館で左はセルビア大使館でした。
なかなか良いです。

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そして対岸の英雄広場。
この奧に市民広場が広がります。

石川淳建築設計事務所


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ハンガリー3日目は秘密警察前を行きアンドラーシ通りを北上 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ハンガリー3日目は東欧のシャンゼリゼ通りと言われるアンドラーシ通りを徒歩で北上です。
ちなみに、通り自体が世界遺産なのだとか。

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ほどなく見えて来たのが「恐怖の館」と言われるミュージアムです。

第二次大戦後にハンガリーはソビエト主導の東側陣営になったわけですが、その時の秘密警察の本部との事。

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歩道には「ベルリンの壁」の一部が保存されています。

思い返せば1989年に東側だったハンガリーがオーストリアとの国境を開放したことで東ドイツ国民の大量亡命に火が付き東欧共産圏は崩壊した訳でハンガリー首相のネーメト氏の緻密な作戦とソ連のゴルビーのペレストロイカがあって今の世界に作り替えられた訳です。

ハンガリーって結構偉大です。

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ここは入館せずに北上して市民公園を目指しました。

石川淳建築設計事務所


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国会議事堂のペスト側へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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郵便貯金局の裏側にある自由広場です。
中心にあるのはソビエト英雄記念碑だそうで自由広場にソビエト物とはなんとも皮肉です。

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さて、広場の周辺はバス以外が入れないようにゲートがあり・・

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地面から鉄のバリケードが生えてきます。クルマによるテロを防ぐ目的と思われます。郵便貯金局の裏手もクルマに対する厳重なゲートがありました。

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国会の裏側へ到達。と言ってもこちら側がペストの町側なのでこちらが正面でしょうか。
国会前は広場となっています。

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クルマは進入禁止でトラムのみ走っています。
この路線のトラムに是非乗りたい所ですが、最終日に乗ることにしてこの日はホテルへ帰りました。

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ハンガリー2日目。
朝から南駅経由でシオーフォクへ行き、ブダペストへ戻り地図の通りに徒歩で廻りました。
この日もヘロヘロに疲れました。

石川淳建築設計事務所


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レヒネル・エデン設計の郵便貯金局 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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ハンガリーを代表する建築家レヒネル・エデン設計の郵便貯金局です。
レヒネルの代表作でもあります。(1902年竣工)

タイルを使った建築で有名な事からINAX(LIXIL)の発行するフリーマガジンで記事を読んだこともあります。エクスナレッジのガイド本では国会議事堂に続いて紹介番号2番に出ていますので押さえ所と思います。

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紋章なども陶器で出来ているのだと思います。
レヒネルの父親は遺産として受け継いだれんが工場を運営していた事からセラミックの分野において知識が深かったとされています。

また、ハンガリーの多くの人の起源が東方にある事から中央アジアや近東になじみの深い多彩色のセラミックを採用したとの事です。(レヒネル・エデンの建築 INAX BOOKLET Vol9)

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中央のエントランス。
着いたのは夕方5時頃なので、退社する人達が出て来ます。
今も現役で郵便関係の社屋として使われている模様。

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1階は半地下で換気口らしき開口があります。
この開口の形も威厳がかってなくてなんだか「可愛らしい」造形です。

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この金物のデザインもなんだかアニメのキャラみたいで可愛らしい。

石川淳建築設計事務所


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エルジェーベト公園 観覧車 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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王宮を下りて鎖橋を渡り次の目的地郵便貯金局へ異動中観覧車がありました。

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エルジェーベト公園にある観覧車 電飾が美しいです。

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聖イシュトヴァーン大聖堂です。
ブダペストは有名現代建築が少なく、いつもなら飛ばしてしまうような古典も見て廻りました。

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こちらは旧ジョナス・ハッチ&サン商会(今は銀行のようです)
日本で最も知られているハンガリー建築家は「レヒネル・エデン」です。
この建築はレヒネル・エデンの弟子にあたるライタ・ベーラ設計によるものです。

レヒネルはタイルの建築で知られていますが、この建築も緑色のタイルが美しいです。

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王宮とブダ城ケーブルカー [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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王宮の丘にある王宮、今は国立美術館となっています。
エクスナレッジの「世界の建築・街並みガイド」によるとモンゴル襲来後に天然の要害となるこの地に王宮が築かれたとあります。

何度かの破壊と建設があり、現在の姿は19世紀に作られた物とのこと。
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ここは外から見るだけでスルーといたしました。

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さて、王宮手前の広場には名物のケーブルカーがあります。
写真は丘の上のケーブルカー乗り場。

1987年にユネスコ世界遺産になっています。
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1870年に開通。
長さは95mで斜度は30度との事。
往復4000フォリントで運営はブダペストの交通局ですが我々の買った15日パスでは乗れません。
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下界には昨夜見た鎖橋が見えます。
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下から見るケーブルカーです。
片道1000円位なのでちょっと高いですが、江ノ島のエスカーみたいな感じで観光客のみが使っているようです。

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南駅から4キロほど歩きました。

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漁夫の砦 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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マーチャーシュ教会の横にある「漁夫の砦」と呼ばれる建築です。

地球の歩き方によるとマーチャーシュ教会を改築した建築家シュレックが町の美化のために1902年に建設したとあります。この地で以前魚市場が開かれていた事から名前が付いているとのこと。(年はWikipediaから)

川で採れた魚を丘の上まで運び教会の広場で貴族達の料理人に売っていたと想像しました。

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この回廊の開口からドナウ川を見下ろせて、主に展望台的な用途で建てられたと思われます。

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川側には階段が作られていて教会へ上がる動線として整備されています。

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私達は裏側の南駅の方から住宅街を上がりましたが、こちらが王宮の丘へ上がる表玄関的な施設です。


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マーチャーシュ教会 [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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マーチャーシュ教会です。

屋根のタイル模様が印象的ですが、改修時に外したタイルをお土産として販売していました。
カラフルなタイルはジョルナイ社製との事ですが、色物は売り切れていてグレー調の物だけ売っていました。
購入したい所ですが、なにしろ重いので断念。


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マーチャーシュ教会が建っている場所は「三位一体広場」と呼ばれます。
写真左隅に写っている像が「三位一体像」中世の欧州でペストの収束を記念して建てられた像で、チェコにも同じ名前の記念像があるようです。

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入場料は1人2600フォリントだったと思います(1300円)ハンガリー入りして初めて入場料を払う施設へ入場。

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床のタイル模様が可愛らしい。
見切れている階段を登るとお土産売店があります。

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広場にあった金属製模型です。

右側に城壁のようにあるのが「漁夫の砦」というこれまた名所です。


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王宮の丘へ [ハンガリー建築旅行]

新しい竣工写真も無いのでしばらくはハンガリー建築旅行を続けようかと。
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シオーフォクからブダペスト南駅に戻り駅から歩いて王宮の丘へ。

「血の原」という名の公園を横断して王宮の丘へあがる階段を目指します。
前方に見えている丘が王宮の丘です。

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階段を上がって振り返ったところ。結構な高低差です。

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そしてさらに登ります。
「まだまだありますねえ」と見上げる私。

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南駅から歩いた経路で赤の点が写真撮影ポイントです。

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そして、城壁の外側に到達。
中央の階段を更にあがります。

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丘の上には一般的な観光旅行者が廻るであろう建築群が有ります。
こちらは国立公文書館。


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屋根に注目です。
ハンガリー建築のひとつの特徴は屋根面をこのように装飾する事です。
もちろん全部の建物ではないですが、この後にもこのような建築が出て来ます。

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こちらはその横にある小さな教会です。
塔と本体がセットの構成は今まで見て来た2つの教会と同じです。

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こちらは道すがらに見つけた建築の屋根。明かり取りなのか換気なのか?
一般的な町中の建築に突然有機的な造形は他国では見た事があまりない特徴です。
この「良く分からないけどちょっと可愛らしい感じ」が私にとってのハンガリー建築の魅力です。

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このあたりの中心的建築である「マーチャーシュ教会」が見えて来ます。


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久々にCR-Xで現場へ [CR-XかS660で現場へ行こう]

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今日も早くも金曜日。

さて、現場監理の様子ですが、高速代やガソリン代が安い軽自動車のS660で行きがちなのですが、この日はCR-Xで行きました。
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事務所から1時間半ほどの移動距離で660の純正椅子だと腰が痛くなってきますがCR-Xに付けてるレカロの椅子だと全く痛くなりません。

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現場の方は外周にある庇の下地を施工中。

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建物の輪郭も見えて来ました。

石川淳建築設計事務所


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