玄関の木格子裏 [オウチ29・ピアノ室のある家]
主寝室から玄関の木縦格子裏のようすをみます。
型硝子の外側に木の縦格子があり、その内側は主寝室から床下収納へおりる開口になっています。
寝室には採光用のこの窓のほか、換気用の高窓を備えています。(写真右に見切れている)
石川淳建築設計事務所
白い主寝室 [オウチ29・ピアノ室のある家]
主寝室に来ました。
主寝室はGLから半層上がった高さにあり、床下が収納になっています。
机のような部分はアイロンがけなどのための開閉式の大工工事の机で、その向こう側の黒い縦格子の部分は玄関の木製縦格子の裏側にあたります。
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階段踊場に生徒さんも使える洗面所 [オウチ29・ピアノ室のある家]
玄関から半層上がった踊り場では左へ振り向くと洗面台があります。
脱衣室から外に出して共用部分に面するように設置しました。
これは、ピアノ教室を運営した時に、生徒さんも洗面台を使いやすいようにと考えた結果です。
浴室脱衣室の中だとプライベートな部分ですので、生徒さんには提供しづらいですが、この位置であれば、ご家族も生徒さんも使いやすいと思います。
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玄関見返し [オウチ29・ピアノ室のある家]
玄関見返しです。
ファサードにあった木製ドアと、縦格子が見え、格子の内側には型硝子がはめこんであります。
格子を抜けた光が玄関を明るい空間にしています。
また、土間部分は三角形で、コンパクトな面積の中で、複数の子供達が靴の脱ぎ履きを同時に出来るように考えました。
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木造階段 [オウチ29・ピアノ室のある家]
1階から1階の間の階段は木造のボリューム式階段で白の塊に見せました。
踊り場から2階への階段は木を黒くぬったササラ板に木を白く塗った段板を乗せたスケルトン階段としています。
2階からも玄関を見下ろすための工夫です。
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スキップフロアを取り入れ [オウチ29・ピアノ室のある家]
ピアノ室のある家、再び玄関です。
玄関土間から左前方に白の階段があり、半層上がって「1階」の寝室へ向かいます。
黒のドアは階段下のトイレ、写真は手前ピアノ室出入り口に立って撮っています。
スキップフロアの目的は、半層上げの寝室下を床下収納にあて、半層上げて捻出した吹抜をピアノ室にあてるためです。
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ピアノ室 吹抜 [オウチ29・ピアノ室のある家]
ピアノ室には一部吹抜があります。
平坦な天井では音の響きも良くないだろうと考えました。
さらに、コンパクトな部屋に大きなグランドピアノを入れた時に少しでも圧迫感を無くすために、部屋の1/3ほどの部分を吹抜として、その部分に窓を設けました。
開けることのほとんどない高窓ですが、「引き違い窓」の方がコストが安いので採用しています。
部屋の仕上げは、床が吸音のためカーペットで壁はクロス貼り、壁内に防音シートを入れています。
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コンパクトなグランドピアノ室 [オウチ29・ピアノ室のある家]
グランドピアノを置くピアノ室は2.7m×4.2mで7畳ほど。
コンパクトながら、ピアノ教室になっても、生徒さんの椅子や教本棚、事務デスクが置けるように計画しました。
また、玄関を見通せる硝子ドアにして、生徒さんの来る様子も目視できるようになっています。
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グランドピアノの見える玄関 [オウチ29・ピアノ室のある家]
玄関ドアを入ると、右にグランドピアノのあるピアノ室が見えます。
正面の黒のドアはトイレ、左の白の階段を半階上がって「1階」へ上がります。
ピアノ室は先々「ピアノ教室」の運用が可能なように、玄関から直接入れるような位置関係としています。また、生徒さんのトイレ使用も考えられるので、玄関+トイレ+ピアノ室を接近させて配置しています。
見上げる階段は2階へリビングへ伸びています。
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木製縦ルーバーの玄関ドア [オウチ29・ピアノ室のある家]
オウチ29の玄関ドアです。
両袖に木製縦ルーバーの入ったはめ殺し窓を設け、中央に木製ドアを配置します。
アーチ型のポーチの中に1段引っ込んでドアを設けてデザインして、外観の特徴としました。
こんな感じで中央部分が開きます。
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