ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター06 [ポルトガル建築旅行]
祭日は数年前に行ったポルトガルの建築の様子を。
ポルトのウイリー・シアターで、内部は共用廊下部分は自由に見学出来ました。
こちらは上層のホワイエで、大波硝子でホールとホワイエと外部が仕切られています。
外から見た窓の様子。
硝子の中では・・
オーケストラの演奏練習をしていました。
石川淳建築設計事務所
ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター05 [ポルトガル建築旅行]
週末は数年前に行ったポルトガル建築の様子を。
ウイリーシアターの赤い照明の大階段です。
真っ直ぐの階段ではなく、ねじれて上がってゆきます。
登り切った踊り場、さらに上ってみます。
半層上がった踊り場が床から浮いています。
右の黒い壁の方はエレベーターのりば
エレベーターです。
この動線計画で垂直に貫くエレベーターを計画するのは結構大変な作業でしょう。
天井は例によって、パンチングメタルで、天井懐内に照明があります。
階段と床のとりあい。
石川淳建築設計事務所
ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター04 [ポルトガル建築旅行]
ウイリー・シアター内部へ進みます。
階段手摺りのディテール。アクリル板を使っています。
こちら受付カウンター廻り。
天井はパンチングメタルで、天井の中に蛍光灯がつってあります。
球の交換は大変そうですが、デザインはこの方が良いですね。
パンチング壁の向こうには階段が見えたり。内部は複雑な空間構成です。
赤い照明の壁の右には・・
上階へつながる階段が見えます。ここを上って行きます。
ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター03 [ポルトガル建築旅行]
週末は旅行で訪れたポルトガルの建築の様子を掲載してます。
ポルトのウイリー・シアターの外構。
裏側にあたる事務室などの窓の付き方です。
多面体の外観は垂直、水平な外壁面が無く、窓や開口の付け方が興味深いです。
建物周辺の外構も凹凸面があり微妙に高低差があり、素材は大理石の水磨き仕上げのようです。
石の継ぎ目。汚れが出ているところもありますが、なにしろコンセプトが強いので、これも表現の一部のように見えさえします。
斜めの面についた引き戸式の搬入口。苦労してる感じですね。
外観の多面体はコンクリート打放しのように見えますがピーコン無しで、この目地によって面を分割しています。
石川淳建築設計事務所
ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター02 [ポルトガル建築旅行]
ポルトにあるウイリー・シアターを訪れた様子です。
当日はホールで催しが行われていない状況でしたので、大階段のエントランスは閉まっていました。
階段の上で中を眺めている人がいます。
日本のように親切な大きなサイン類は一斉ありません。
「みりゃわかるでしょ」といった感じです。ごもっとも。
ということで、写真右下のドアから入る事にしました。
受付的な物はドア前に無く、中に進みました。
石川淳建築設計事務所
ポルトガル建築見聞・レム・コールハースのウイリー・シアター01 [ポルトガル建築旅行]
ポルトの中心ボアヴィスタ庭園の前にあるレム・コールハース設計のウイリー・シアターです。
コールハース氏の作品を見たのはこのときが始めて。
「地面の上に白い塊が落ちてきて、地盤が重さでめくれ上がったような感じ」といった外観です。
圧倒的な存在感で、町並みからは浮いていますが、外壁の色がほんのりベージュ色っぽく、古い街区のファサードともすくなからず調和しているようにも見えました。
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ポルトガル建築見聞・ボウサの集合住宅03 [ポルトガル建築旅行]
ボウサの集合住宅の裏側。
ポルトの街に対しては裏側ですが、こちらに面して鉄道の駅(Lapaラパ駅)前です。
こちら側は素っ気ないファサードで、落書きだらけでした。。。
再び側面へ。
数棟を串刺しに抜ける通路です。
奥に階段が見えます。
薄い階段はコンクリートで、スチールパイプの手摺りがありました。
34mm∅と27mm∅の組み合わせくらいに感じました。
集合郵便受け付近です。
このあたりの感じは日本の公団なんかと同じ雰囲気です。
見上げると隠し窓がありました。
3階のベランダにはサンタクロースが登ろうとしていました。
石川淳建築設計事務所
ポルトガル建築見聞・ボウサの集合住宅01 [ポルトガル建築旅行]
ポルトガルの建築を訪ねた旅から。
写真はアルヴァロ・シザ氏の設計のボウサの集合住宅です。
場所はポルトガル第二の都市、ポルトにあります。
平日の午前中ということもあり、住人の姿はあまりまりありませんでした。
人影は白人の女性
我々と同じ「建築くん」のようでした。
石川淳建築設計事務所
ポルトガル建築見聞・マラゲイラの集合住宅06 [ポルトガル建築旅行]
今週は盆休み中で、事務所はお休み。
週末のブログは数年前に訪れたポルトガルの建築を。
アルヴァロ・シザの設計によるマラゲイラの集合住宅のつづきです。
白いコートハウスが続きますが、その住戸郡をブロック積みの水道橋のような物が貫いています。
電気やその他インフラをこの中に収めて、各住戸郡に送っているようです。
電柱が無いのでスッキリしています。
共用テレビアンテナと思われるものも、このブロック積み部分の上にありました。