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M-n1桜を見る二世帯住宅 ブログトップ
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06.10 将来の二世帯住宅 最終回 [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.09の続きです.夜景です.一通りこの家のご紹介は終わります.引っ越されて2カ月ほどになるところです.今度お邪魔してお住まいのご感想をお聞きしに行く予定です.普通のお屋敷の一部の土地を譲り受けて始まった今回の計画ですが,建築家と家をつくろうと考えている人で,もっとも悩むのは手頃な土地だけを売り出しているところが少ないと言うことだと思います.この住宅のお施主さまに,土地取得の体験とお住まいの感想を近日まとめていただき,石川淳建築設計事務所のHPに掲載する予定です.


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06.09 将来の二世帯住宅 テラス [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.08の続きです.テラスに出たところです.向こうに見える家はいずれ取り壊されて,分割されて土地は分譲されます.どのように隣家が建つかはわかりませんがこのテラスがあれば,広々とした外部空間とプライバシーが確保できます.写真に写っている斜めの材(筋交い)のといころにヨシズ等をかければ隣地に窓や通路が配置されても心配ありません.このように,住宅を設計するときは,隣地の変化が起きたときにこまらぬように配慮しておくことが必要です.


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06.08 将来の二世帯住宅 1階から見るデッキテラス [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.07の続きです.1階は将来居間に変化することもあり,開放的なデッキテラスが備えられています.2階の部屋が上にせり出しているため,ピロティになっているため雨がかりがありません.
お施主様は魚釣りがご趣味ですので,ここで道具の手入れなどもなさるのではないでしょうか.


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06.07 将来の二世帯住宅の吹抜 [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.06の続きです.1階から見上げた吹き抜けです.天窓から光が降り注ぎ,天窓につながる側面の開口は2階の居間に開いています.1階と2階はこのような吹き抜けが2箇所あり,微妙につながっているのです.将来二世帯住宅に進化したときにはここから,2世帯の気配がつながるように工夫してあります.直接見えるようにはせず,気配だけ伝えるようにしてあるのです.


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06.06 将来の二世帯住宅 親世帯の居間 [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.03の続きです.1階の写真です.将来親世帯の居間になります.その時は左の木目の壁にキッチンユニットを取り付けます.ここならば配管類も壁に穴を開けて直接外に出せます.天井には2階を突き抜ける吹き抜けがあり,天窓からの光が落ちます.


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06.03 将来の二世帯住宅 天窓のある洗面 [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.02の続きです.洗面脱衣室のカウンターの上は天窓になっています.曇りの日でもこの明るさです.洗面脱衣室は北側にあるので,天窓で暑くなりすぎることはありません.カウンターは大工工事で安く作り,50角タイルをはっています.鏡のついた吊り戸は施主奥様の選定です.金属質と鏡,白いタイルが合います.天窓の所には,見えないように蛍光灯が間接照明としてついていますので,白熱電球と蛍光灯と昼間は自然光と3つの雰囲気が楽しめます.


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06.02 将来の二世帯住宅のドアノブ [M-n1桜を見る二世帯住宅]


06.01の続きです.グレーの扉のドアノブです.懐かしい感じの握り玉とグレーの扉がマッチしています.握り玉は施主の奥様が見つけられたものです.表示の文字が外国語なので,建具屋さんが取り付けの時に,「空」と「使用中」を逆さに付けたという逸話付きです.もちろんお引き渡し時には付け直しましたが.(笑)


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06.01 将来の二世帯住宅のサニタリー [M-n1桜を見る二世帯住宅]


05.31の続きです.白い階段を下りるとサニタリーがあります.この写真は引き戸を開いたところです.左のグレーの扉はトイレ.右が洗面スペース.奥が浴室です.ここは夫婦用のサニタリーで,将来二世帯の時の親用サニタリーは増築部分に作ることになります.全体に白基調で浴室壁は50角タイル貼りです.


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05.31 将来の二世帯住宅の1階へ [M-n1桜を見る二世帯住宅]


05.30の続きです.白い階段を下りきった所の見返しです.最近の建築家が設計する家は居間の中に階段を裸で見せるか,螺旋階段を使うなどの方法が多いですが,石川はこのように部屋とは区切られた階段を計画することが多いです.階段を裸で見せると,鉄骨にするとか,集成材で片持ちにするとか,オブジェ的にせざる追えなくなり,工事費と手間が必要になることが多くなります.このように両側に壁がある階段なら工事も比較的簡単で材料も特に変わった物を選ぶ必要がありません.


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05.30 将来の二世帯住宅の白階段 [M-n1桜を見る二世帯住宅]


05.28の続きです.書斎コーナーから右手には1階へおりて行く白い階段があります.
浴室,トイレや1階居間へつながっています.つまりこの家には階段が2つあるのです.これは将来二世帯住宅になったときに,動線を分離するための方法なのです.
 敷地や工事の条件から,最初に建てる部分が大きくなり,次に増築する部分が小さくなるため,最初に建てる部分が,将来 1階,2階とも居間になる必要があります.又年をとられて足腰が弱られたご両親が1階だけで生活出来るように計画しておく必要がありました.そこで,2つの階段で将来動線が分離できるようにしてあるというわけです.これにより,将来,玄関部分だけ共用する二世帯住宅ができると言うわけです.


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