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旗竿敷地・地下室のある家 ブログトップ
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玄関入ると2階へ [旗竿敷地・地下室のある家]

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旗竿敷地の竿に突きだした玄関の中です。

ドアを開けると,一気に2階のリビングへ上がります.玄関の上は吹き抜けで,ドアの上の大きなFIX窓から十部な光が入ります.しかも,北側ですから暑くなる心配もありません.もし南側だったら大きな硝子FIXでは熱がたまってしまいますので要注意です.

11年前の記事にアップデートする内容としては・・
この2層吹抜た玄関部分は門型に木造を組んで、スチールパイプで「ほおずえ」を交互に組んで支えています。柱は土台から屋根まで1本物で150mm×150mmの柱を使ってささえます。


石川淳建築設計事務所
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旗竿敷地の地下付き住宅リターン [旗竿敷地・地下室のある家]

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先週で最新の竣工住宅竣工写真がすべて終わってしまい、次の竣工物件は現在工事中の住宅で、UP出来るのはしばらく先になります。

ということで・・・

11年前にUPした旗竿敷地の地下を持つ住宅を再掲載します。
当時のPCの性能や普及していたモニターの大きさから、UPしていた写真は72dpiで幅7センチ程度でした。
現在は幅18センチでUPしていますので倍以上の大きさです。

そこで、以前小さい写真で作品UPしていた住宅写真を大きくして再掲載してみることにしました。

さて、写真は2006年4月竣工の作品名「H×4」です。
幅2.5mの敷地延長で道路に接するこの家ですが、お施主様のお引越後の話しでは、「出前が来ない」そうで、竣工時は店屋物の出前をお願いすると、なかなか見付けてもらえなかったそうです。

もちろん、今は大丈夫ですが。


石川淳建築設計事務所
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05.12 H×4 旗竿敷地の地下付き住宅の最終回 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/11の続きです.地下から見上げた階段吹き抜けです.左の壁に開いているのは窓で,右の開口たちは夫婦室や子供室や廊下,居間の開口です.光を落とすと同時に,この開口から声や食事の支度の音,香り,子供の室の気配,ご主人の書斎での様子などが家中に伝わるようになっています.このように小さな変形敷地(今回は旗竿敷地)であっても工夫次第で,良い家がつくれます.敷地条件がわるくてもあきらめずに良い住まいを手に入れてください.
(http://www.jun-ar.info)


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05.11 H×4 旗竿敷地の地下室付住宅の地下室 [旗竿敷地・地下室のある家]

 
5/10の続きです.いよいよ地下まで下りてきました.地下室は住宅建築の場合容積の緩和が受けられるので,小さな敷地の場合は有効な方法です.ここでは敷地の大きさから,天窓やドライエリアを作ることが出来ず,階段室から明かりを採ることにしています.写真の階段部分が明るくなっています.昼間なら電灯がついていなくてもこの通りの明るさ.ホームシアターや収納スペースとして使う予定です.地下を作るときに気を付けて欲しい点は,水回りを地下に設置する場合です.トイレや台所,洗面スペースを地下に作る場合は十二分な排水設備計画が必要です.下水本管に近い高さになるため,集中豪雨で逆流したり,又排水ポンプの故障なども考えなければなりません.ビルなどの地下室はその又下に排水ピットを設け,さらに排水ポンプは2台設置してバックアップします.その上定期的にメンテナンスを行うのです.住宅規模でここまで行うのは負担になると思われますから,地下室への水回りの設置を考える場合や,雨がかりになるドライエリアの設置には十分な検討をしてください.            (http://www.jun-ar.info)


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05.10 H×4 旗竿敷地の地下付き住宅の書斎 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/9の続きです.夫婦室から入ると書斎はこのように階段下になっていて,そこからは階段ごしに子供室の一部が見えます.又上方向には居間の透明床や螺旋階段まで見通せます.何処にいても家族の気配を感じる事ができます.直接各部屋がつながっていると各プライバシーがなくなってしまいますが,このように,階段吹き抜けにでてくればコミュニケーションをとれるようになっているのです.(http://www.jun-ar.info)


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05.09 H×4 旗竿敷地の地下付住宅の子供室 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/7の続きです.子供室も階段の吹き抜けに面して開口があり,一部が透明の床になっています.この透明床部分に出ると,居間を見上げたり,夫婦室の書斎が見えたり,地下を見下ろせます.住宅の設計では子供室が孤立しがちですが,このように,共用スペース(ここでは階段吹抜)に面することにより,豊かな関係性を持つことができます.(http://www.jun-ar.info)


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05.07 H×4 旗竿敷地の地下付住宅の夫婦室 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/6の続きです.黒い階段にそって,各部屋が光を取り込める事,各部屋の気配をつなげることをねらっています.写真正面の階段下は書斎スペースとなっていて,ここからは2階の居間や子供室も見ることができます.写真で見て取れる2つのスリット開口は引き戸で閉めることもできます.(http://www.jun-ar.info)


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05.06 H×4 旗竿敷地の地下付住宅の地下への吹抜 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/5の続きです.南側にそって,月見台,2階,1階,地下へとつながる3層吹き抜けになった階段です.光と風はここを伝わり各室へ導かれます.向かって右のスリット開口は窓,左のスリット開口は,リビング,主寝室,書斎,子供室,地下室の開口です.スリット開口と階段吹抜を通して,家の全ての部分がつながり,家族が何処にいてもその気配が伝わるようになっています.3層の家は各階がバラバラで個室に分かれた住宅が多く,使いずらい事が多いそうですが,この住宅ならその心配もありません.正面奧に螺旋階段があり,手前に透明な床が浮かんでいます.
(http://www.jun-ar.info)


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05.05 H×4 旗竿敷地の地下室付住宅の透明廊下 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/4の続きです.リビングと階段の間には白い壁がありますが,その間の部分は,読書コーナーや,植物を置いたりとできる,「透明な廊下」の部分があります.ここから見下ろすと地下まで目を通すことが出来ます.材質はポリカーボネート板です.硝子の約300倍の強度があり,割れる事がありません.高価な強化硝子を使わずにすむよう考えています.ここを通して楕円形の天窓から地下まで光が落ちるのです.一般的には光を落とすためには吹き抜けにしますが,小さな家の場合は床面積がもったいないため,石川の設計する住宅の場合,この方法を.よく使います.     (http://www.jun-ar.info)


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2006.05.04 H×4 旗竿敷地の地下付住宅の月見台 [旗竿敷地・地下室のある家]


5/2の続きです.らせん階段を上がると月見台に出ます.2.5畳ほどの屋上スペースです.ここでビールを飲むのは格別のことと思います.床はジャラ材といい,腐りにくい南洋材です.新宿南口のタカシマヤのデッキもこの材料です.非常に硬く,大工泣かせの材料で,比重が大きく水に入れると沈んでしまう程です.ここの窓を開けておけば,重力換気で,家中の換気ができます.又閉めきったときのために,暖気抜きの換気扇を備えています. (http://www.jun-ar.info)


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