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101室玄関土間 元は浴室 [cozy flat 実家リノベ]

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101室の玄関土間です。
元の浴室があったところで、新たに玄関ドアを取りつけました。

床はモルタルに塗装系の仕上げで、壁はクロス貼りです。

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こちらが101室の入り口。
すべての窓を防火仕様のアルミサッシュに取り替えました。

引き戸の防火ドアは、まあまあ最近発売された物で、防火サッシュもだいぶ品揃えが良くなって来ました。

石川淳建築設計事務所
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実家リノベーション2戸賃貸へ COZY FLAT [cozy flat 実家リノベ]

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今日からは「実家リノベーション2戸賃貸へ COZY FLAT」と題した、2階建て住宅を賃貸2戸長屋にリノベーションした建物をUPしてゆきます。
場所は東京都中野区で新宿までほど近くの住宅地です。

建物は、お施主様が生まれ育った家で、ご両親が他界して空き屋になっていました。
解体するのも忍びない、という事で、賃貸住戸としてよみがえられたいというご希望の設計依頼でした。

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共同住宅にするには避難路が取れない事もあり、1階と2階をそれぞれの住戸に割り当てた長屋形式としています。
左は2階の住戸への玄関で右が1階住戸への玄関です。

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こちらは改修前。

屋根の形はそのまま生かして、正面の部分のデザインを整理しました。



石川淳建築設計事務所
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旧朝香宮邸 廊下・小食堂・第一階段 [旅行・建築見学]

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庭園美術館内の旧朝香宮邸(2019年夏開催の「1933年の室内装飾展」から)

大食堂と喫煙室の間の廊下です。
奥に美術館の新館へつながる廊下への矢印サインが見えます。

アーチ型の開口は梁の補強ではないでしょうか。階段室の両側についています。
天井高があるとペンダント式の照明がさえますね。

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廊下奥にある小食堂です。
朝香宮家の日常の食堂との解説がついています。

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2階へ上がるため一旦大広間へもどり、第一階段へ。
写真は踊り場から2階を見る方向。右の窓は中庭に開く窓です。

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階段を上ると「二階広間」へ出ます。
この広間に若宮関係の個室が面していて、先の廊下には殿下・妃殿下の個室が面します。

くもり硝子の向こう側は「北の間」という室内ベランダとなっています。
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現場進捗 [現場だより]

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今日も金曜日。

さて、写真は栃木県の現場です。
緊急事態宣言中ですので、現場の他にはどこにも寄らず、ただただ往復です。

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インナーバルコニーの造作窓です。

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中庭を見下ろします。
足場も外れて、5月末か6月には完成の予定。


石川淳建築設計事務所
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マツバラハウス最終回 [マツバラハウス]

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2020年2月末竣工したマツバラハウスの最終回です。

夜景外観です。
さて、建築には道路の幅によって高さの制限がありますが、ここでは「天空率」という方法で高さの制限を緩和してもらって建てています。

パソコンを使って計算して「道路から空が見える割合」が法令からオーバーしていないかをシュミレーションする方法です。

天空率をつかって、昔なら高さ制限に引っかかった三角屋根も作りやすくなりました。

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さて、完成すぐに満室可動になったとの事で、賃貸物件としては最高のスタートが切れたようです。

久しぶりの特殊建築物の設計監理でした。


石川淳建築設計事務所
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外構夜景 [マツバラハウス]

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正面の植栽部分の夜景です。

階段の見えている外壁の凹んだ部分は実は共用のダストボックスを置くためのスペースです。

パンチングメタルを用いて透けて見える様になってますが、意匠的にそうした、というよりも・・・

実は奥行きスペースを無駄にしないために階段との仕切を極薄にするために通常の壁ではなく、パンチングメタル板にしました。

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石川淳建築設計事務所
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共用通路の夜景 [マツバラハウス]

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共用廊下の夜景です。

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各戸の玄関灯と通路を明るく照らすための照明器具を兼ねられる配光の器具を選びました。

さらに部屋名も貼り付けてサインも兼ねました。

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石川淳建築設計事務所
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マツバラハウス303室 [マツバラハウス]

077_303_273A0379-3.jpg世田谷に完成した集合住宅のマツバラハウス。

303室で最後の部屋です。
3階の一番北の端にあるので、東京都の北側高さ制限の一番きついパターンにあたっています。

家具は内覧者向けに展示しているものですが、展示すすまもなく入居者がどんどん決まって、あっという間に満室になってしまいました。

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奥の和室は高さ制限のため、「正座」していないと入れません。

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天井の低い部屋は頻繁に作りますが、集合住宅では珍しいかもしれませんね。

石川淳建築設計事務所
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旧朝香宮邸 大食堂 [旅行・建築見学]

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庭園美術館内の旧朝香宮邸(2019年夏開催の「1933年の室内装飾展」から)

写真は大客間から大食堂につながる開口です。

リーフレットによると、大食堂の内装設計はアンリ・ラパンで施工は戸田組との事。
各部位の部品はすべて輸入品で、壊してしまうと代選品は無く、職人に手袋をさせて手垢などが付かないように施工させたとの記載がありました。

また、塗装工事も虫などが塗装面に付かないように現場にかやを張って施工したとの事。

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正面に見えた装飾家具です。サイドボードのように見えますが、暖炉があるという記載もあるので、暖炉なのか? ディテールが豪華なので、火をたけるのかなあ?と思いつつです。

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正面のR型に張り出した方向が南向きでメインの庭に面しています。

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天井の造形。
間接照明が入っていますが、今はLEDで簡単です。
しかし、電球の時代はすぐに球が切れるので維持が大変だったと思われます。

もしかすると、当時はぶら下がっている器具から天井に光を打ち上げるだけだったのかもしれませんね。

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窓際の放熱器が入っていたと思われる部分のガラリです。

魚のデザインが可愛らしいです。

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事務所の中の風景 [日常]

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今日も金曜日。

進行中の現場が1箇所だけあります。
連休中は監理業務にクルマで一往復しましたが、家から現場へのタッチアンドゴーの状態でした。

さて、写真は事務所の中で小バエを捕獲するため働いているウツボカズラさん。
4/20の写真

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4/28の写真

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4/30の写真
口を開いて戦闘準備完了。


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