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ユトレヒト旧市街のペントハウス [オランダ建築旅行]

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ユトレヒトには4泊してこの町からアムステルダムやロッテルダムに出かけていました。
という事でユトレヒト宿泊の2つ目の宿の様子です。
壁が斜めになっていますが・・・・

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窓から外を見た様子。
宿泊の宿もこのような伝統的な街並みの一つので、木造3階建ての3階のペントハウス部分に宿泊しています。
小屋裏部分には前写真のように屋根に窓が取りつけられていて、住まいとして使われています。

さて、ここはWEBで探した「クララ・ドムス」さんというB&Bで、1階にダイニング、2階に宿泊室、3階は我々の泊まった1LDKの部屋の構成です。

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2階で鍵のかかるドアがあって、そこから上が我々の部屋です。
階段は木製の段板で「素地」です。雨の日もありますが、日本のようにザーザーは降らないようで古い建物の土足使用の階段でも木でつくられています。

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1枚目の写真の見返しの写真です。
建物の間口は3mほどで、長さは15mほどでしょうか。
真ん中に階段とサニタリーがあり、各所に開閉式の天窓がありとても明るいです。

さて、結構びっくりするのが床が傾いている事です。
というか、床だけでなく、建物全体が写真の左側にだいぶ傾いています。
となりに寄りかかって保っている感じで、日本だったら「使用禁止」の赤紙が貼られるレベルだと思います。

現代建築の流行「傾いた床」をスロープレベルを超えて床として最初に取り入れたのは前出記事でも書いたオランダの建築家レム・コールハースだと思いますが、国民性として床の勾配に寛大なのかなあ?とふと思いました。

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階段前のコーナーにはクローゼットと洗面台。

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トイレは脱衣室と共用で、シャワーブースがあり、浴槽はありません。


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ベッドルームです。
小屋組の梁が飛んでいて、なかなか素敵です。


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こちらは朝に係の女性が運んで来てくれた朝食。
オランダの宿の朝食はなかなか充実してます!

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ベッドルームの窓からの風景。
綺麗に整ったプライベートな庭が見下ろせました。


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