親世帯はワンルーム形式 [M-n1桜を見る二世帯住宅]
増築棟の親世帯リビングです。
親世帯は1階で完結するように設計していますが、2005年時の原設計では既存棟をLDKとして、この写真の増築棟を寝室とサニタリーとして考えていました。
2012年に計画再開時にお施主様と改めてお打ち合わせをした結果、桜の木の正面側に出来る増築棟にLDKを持ってくることにしまして、合わせて、LDKの一角を寝室として仕切れるようにしてコンパクトなワンルーム形式の住戸としています。
まだまだお若い親世帯ですが、老後にはこのように移動距離の少ないワンルーム形式が便利だろうという結論です。
さて、写真左の開口は玄関から入ってくる廊下で、右奧は寝室コーナーです。
ディンクス用のマンションのような間取りとなっています。
LDKから玄関方向を見ます。
引き戸でこの開口は仕切れるようになっています。
石川淳建築設計事務所