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狭小住宅6のイラスト 1敷地 [雑誌・メディア掲載]


今日からは現在ワールドフォトプレスから発売中の「狭小住宅6」に掲載中の予算別狭小住宅設計シミュレーションに掲載中のイラストと、誌面に載らないマイナーなお話を少々いたします.

架空の敷地は建ペイ80%容積400%で接道は道路斜線がかからないという狭小住宅にうってつけの土地の設定です.

実際の土地で東京など場合は北側高度斜線がかかることが多いので、高さ制限との戦いが形や面積を決める上での最重要課題です.

これは、土地を選ぶときにも重要で、一般に日当たりを目的に南側道路の敷地が好まれますが、道路は北側にある方がこの高度規制には有利です.又高さ10m以上や、軒高さ7mを超える建物を建てたいときには日影規制がかかることがあるので、北側道路は絶好の条件なのです.

北側に道路があると、これらの制限に緩和を受けられることがあり、比較的高い建物が建てられます.

よく、マンションデベロッパーが土地の仕入れで北側道路の土地を探すことが多いのはこのためです.

日当たりは設計の腕次第でなんとかなります.

石川淳建築設計事務所


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